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2012年10月21日

鳥の頭骨 その2

先日拾った頭骨の同定ができました!!

結局、ネットで探してもあまり、鳥の頭骨を同定できなかったので
我孫子市にある『鳥の博物館』にもっていき、学芸員の方に標本を出していただき
同定を行いました。
【今回の同定のポイント】
小さい鳥にしては、くちばしが大きい
 鳥の食べるものによってくちばしの形は大きく変わります。
 これで、ある程度種類が絞れます。

・人間で言うと耳の後ろ辺りに溝のような掘りこみが入っている
 かたいものを食べる鳥は溝のある部分の筋肉が発達する。
 つまり、かたいものを食べる鳥



・上の2つから、アトリ科の『シメ』か『イカル』のどちらかではないか
 ということになりました。
 
・あとは、標本を見比べて、『シメ』か『イカル』か決めるだけ。
 くちばしの角度がシメよりイカルの方が急で
 シメよりイカルの方が溝の堀が深い
 この差を考慮して同定したところ
 今回拾った頭骨は『イカル』の骨であると判断しました。

今回、頭骨の同定にご協力いただいた『鳥の博物館』さんありがとうございました。
とても、勉強になりました。

ちなみに、我孫子市鳥の博物館では、標本を予約すれば見せていただけるそうです。
ほかにも、いろいろな鳥に関するイベントを行っているようです。
興味のある方はぜひ行ってみてください。


posted by マイマイ at 20:06| 野鳥
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