2018年01月12日
壮大な冒険ファンタジー『鹿の王 上橋菜穂子』おすすめ小説
こんにちは![](https://fanblogs.jp/_images_g/e1.png)
お正月はのんびりと、読書を楽しませてもらいました![](https://fanblogs.jp/_images_g/a4.png)
ずっと読みたかった上橋菜穂子さんの『鹿の王』という作品を一気読みしちゃいました![](https://fanblogs.jp/_images_g/e1.png)
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こちら本屋大賞受賞作品で、ず〜〜っと気になっていたんです!!><
♡『鹿の王』特設サイトはこちらから♡
敵国に捕まり、奴隷として岩塩鉱(塩が取れる洞窟)で働かされていた戦士ヴァン。
奴隷として、ここで死ぬ事を覚悟していたヴァンだったが、ある日突然黒い狼のような犬が岩塩鉱に出現し奴隷たちに襲いかかった!皆犬に噛まれたものの、大した怪我ではなくいつものように働かされていたが…。
その2~3日後、ヴァンは意識が遠のき体中が悲鳴を上げ、瀕死の状態に。
意識が朦朧とする中変な夢を見、ふと目が覚めると体に起きていた異変が嘘のように無くなっていた。
そして目覚めたヴァンが目にしたのは岩塩鉱中の奴隷たちの死体だった…。
いきなり襲ってきた犬達によって皆病にかかってしまったのか?
そしてなぜ自分だけ生き延びたのか?
たくさんの疑問がある中、ヴァンは岩塩鉱から必死に逃げ出した。
上橋菜穂子さんの作品は初めて読んだのですが、めちゃくちゃ面白かった!!!!!
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まず世界観についてですが完全に上橋さんオリジナルの世界で、文明が発達しておらず人々が自給自足をして暮らしているそんな素朴な世界。
国同士の領土奪い合いの戦争がある中、主人公ヴァンは負けた国の戦士でした。
家族を亡くし、死に場所を求め戦争をしていたのに、自分だけ死ねず囚われ、その上奴隷として捕まってからも周りは皆死んだにも関わらず自分だけ生き延びてしまった運がいいんだか、悪いんだか哀れな存在です![](https://fanblogs.jp/_images_g/a25.png)
最初このあたりまで読んだ時に、『ヴァンだけ特別な力が覚醒して彼が鹿の王になっていくのか??』と思ったのですが、もっとリアリティにもっとよく練られた作品でした![](https://fanblogs.jp/_images_g/c1.png)
公式サイトの見出しに『医療サスペンス』と書かれてあるのですが、医学の発達していない世界ではやり病が蔓延するとどのようになるのかがとても上手く利用して描かれてのです!!
戦争、蔓延し始めた不治のはやり病、病を宿す黒い犬達、そしてその病の正体を追及しようとする者、様々な人達の思惑や政治的なものも含めてかなり壮大な物語になっています!!
もちろん世界観も素晴らしいですが、登場キャラクター達も魅力的な人、個性的な人が多くて、人と人との関わり合い、絆の部分でも思わず胸が切なくなったり、熱くなるシーンも多くこの作品は壮大なファンタジーかつ胸が温かくなるヒューマンドラマでもある作品でした![](https://fanblogs.jp/_images_g/a10.png)
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ただ、最後のしめくくりが個人的にはちょっと物足りなかった部分はありました^^;
クライマックスがあってうわー終わったー!!と思ったら、その後一番重要なシーンがちょこっと付け足した感があって、タイトル回収にもなりえる重要シーンがもう少しボリュームあればなぁと感じてしまいました![](https://fanblogs.jp/_images_g/a7.png)
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この世界をもう少し味わいたかったなぁ!と思えるくらいには、よく作り込まれた素晴らしい世界でした![](https://fanblogs.jp/_images_g/e1.png)
これを機に、上橋さんのファンタジー小説を読み漁ろうと思いますw
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お正月はのんびりと、読書を楽しませてもらいました
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ずっと読みたかった上橋菜穂子さんの『鹿の王』という作品を一気読みしちゃいました
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こちら本屋大賞受賞作品で、ず〜〜っと気になっていたんです!!><
♡『鹿の王』特設サイトはこちらから♡
あらすじ
敵国に捕まり、奴隷として岩塩鉱(塩が取れる洞窟)で働かされていた戦士ヴァン。
奴隷として、ここで死ぬ事を覚悟していたヴァンだったが、ある日突然黒い狼のような犬が岩塩鉱に出現し奴隷たちに襲いかかった!皆犬に噛まれたものの、大した怪我ではなくいつものように働かされていたが…。
その2~3日後、ヴァンは意識が遠のき体中が悲鳴を上げ、瀕死の状態に。
意識が朦朧とする中変な夢を見、ふと目が覚めると体に起きていた異変が嘘のように無くなっていた。
そして目覚めたヴァンが目にしたのは岩塩鉱中の奴隷たちの死体だった…。
いきなり襲ってきた犬達によって皆病にかかってしまったのか?
そしてなぜ自分だけ生き延びたのか?
たくさんの疑問がある中、ヴァンは岩塩鉱から必死に逃げ出した。
上橋菜穂子さんの作品は初めて読んだのですが、めちゃくちゃ面白かった!!!!!
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=2Z893A+276O8I+3YBW+60OXD)
ストーリーと世界観について
まず世界観についてですが完全に上橋さんオリジナルの世界で、文明が発達しておらず人々が自給自足をして暮らしているそんな素朴な世界。
国同士の領土奪い合いの戦争がある中、主人公ヴァンは負けた国の戦士でした。
家族を亡くし、死に場所を求め戦争をしていたのに、自分だけ死ねず囚われ、その上奴隷として捕まってからも周りは皆死んだにも関わらず自分だけ生き延びてしまった運がいいんだか、悪いんだか哀れな存在です
![](https://fanblogs.jp/_images_g/a25.png)
最初このあたりまで読んだ時に、『ヴァンだけ特別な力が覚醒して彼が鹿の王になっていくのか??』と思ったのですが、もっとリアリティにもっとよく練られた作品でした
![](https://fanblogs.jp/_images_g/c1.png)
公式サイトの見出しに『医療サスペンス』と書かれてあるのですが、医学の発達していない世界ではやり病が蔓延するとどのようになるのかがとても上手く利用して描かれてのです!!
戦争、蔓延し始めた不治のはやり病、病を宿す黒い犬達、そしてその病の正体を追及しようとする者、様々な人達の思惑や政治的なものも含めてかなり壮大な物語になっています!!
もちろん世界観も素晴らしいですが、登場キャラクター達も魅力的な人、個性的な人が多くて、人と人との関わり合い、絆の部分でも思わず胸が切なくなったり、熱くなるシーンも多くこの作品は壮大なファンタジーかつ胸が温かくなるヒューマンドラマでもある作品でした
![](https://fanblogs.jp/_images_g/a10.png)
![](https://fanblogs.jp/_images_g/b3.png)
ただ、最後のしめくくりが個人的にはちょっと物足りなかった部分はありました^^;
クライマックスがあってうわー終わったー!!と思ったら、その後一番重要なシーンがちょこっと付け足した感があって、タイトル回収にもなりえる重要シーンがもう少しボリュームあればなぁと感じてしまいました
![](https://fanblogs.jp/_images_g/a7.png)
![](https://fanblogs.jp/_images_g/d5.png)
この世界をもう少し味わいたかったなぁ!と思えるくらいには、よく作り込まれた素晴らしい世界でした
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