(掲載)2023年1月8日
東京都は、マンションの管理組合からの管理状況に関する事項の届出、届け出た管理状況に応じた助言や専門家の派遣などの支援からなる「管理状況届出制度」を令和2年4月から開始し、2022年6月30日現在の取組状況を開示しました。
【管理状況届出制度の状況(2022年6月30日現在)】
1.届け出の実績 8,871件/12,158棟 (届出率:73%)
※ 対象:1983年12月31日以前に新築された分譲マンション(以下、マンションという)のうち6戸以上
2.管理不全の兆候ありマンション割合 約15.3% (1,353棟/8,831件)
※ 管理不全の兆候条件:管理不全の兆候の有無を判断する上で必須の事項(7項目)のうち、いずれかが無いと回答したマンション
3.主な状況
(1) 修繕積立金の有無 あり(71.2%) なし(28.8%)
(2) 修繕計画的な実施 ある・いる(38.6%) ない・いない(61.4%)
1個なし:760棟、2個なし:213棟、3個なし:137棟、4個なし: 80棟、
5個なし: 85棟、6個なし: 49棟、7個なし: 29棟、
(2) 修繕計画的な実施 ある・いる(38.6%) ない・いない(61.4%)
※上記(1)(2)の「なし・いない」のマンションは、自主的な管理の適正化に向け専門家等の支援が必要
(3) 管理不全の兆候あり(1,353棟)のマンションの必須7項目のうち、「無」の項目数別の棟数】1個なし:760棟、2個なし:213棟、3個なし:137棟、4個なし: 80棟、
5個なし: 85棟、6個なし: 49棟、7個なし: 29棟、
※複数項目「無」のマンションは管理組合が機能していないおそれ ⇒ より踏み込んだ支援が必要
(出典)東京都 マンションポータルサイト 管理状況届出制度の状況(概要)