2015年10月08日
通潤用水の円形分水
通潤用水の円形分水
![EnkeiBunsui_Kumamoto.jpg](http://kaitorisatei7.up.seesaa.net/image/EnkeiBunsui_Kumamoto-thumbnail2.jpg)
熊本県山都町小笹にある円筒分水。
こちらでは円形分水というそうです。
通潤橋の約6キロ上流部、山都町小笹地区にあり
笹原川を流れる川を野尻・小笹地区と、通潤地区(通潤橋方面)
とに流れる水量を水田の面積に応じて公平に分配するために
造られました。
この円形分水では農地面積の比率によって7:3の割合で2方向に
分派され、7割は石造りの通潤橋で有名な通潤用水へ水を
運んでいるそうです。
もう一方の3割は野尻・笹原地区へ送水しています。
この工事は昭和31年に現代土木工学による円形分水法として設計され、
それまで干ばつのたびに悩まされてきた水の紛争がこの円形分水に
よって解決されました。
約500m上流の取り入れ口から流れてきた水は、
中心の円筒1.5mから、内径6.3mの円に水が溢れ出ています。
![EnkeiBunsui_Kumamoto.jpg](http://kaitorisatei7.up.seesaa.net/image/EnkeiBunsui_Kumamoto-thumbnail2.jpg)
熊本県山都町小笹にある円筒分水。
こちらでは円形分水というそうです。
通潤橋の約6キロ上流部、山都町小笹地区にあり
笹原川を流れる川を野尻・小笹地区と、通潤地区(通潤橋方面)
とに流れる水量を水田の面積に応じて公平に分配するために
造られました。
この円形分水では農地面積の比率によって7:3の割合で2方向に
分派され、7割は石造りの通潤橋で有名な通潤用水へ水を
運んでいるそうです。
もう一方の3割は野尻・笹原地区へ送水しています。
この工事は昭和31年に現代土木工学による円形分水法として設計され、
それまで干ばつのたびに悩まされてきた水の紛争がこの円形分水に
よって解決されました。
約500m上流の取り入れ口から流れてきた水は、
中心の円筒1.5mから、内径6.3mの円に水が溢れ出ています。
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