コミックを中心に

さんかく窓の外側は夜 6【電子書籍】[ ヤマシタトモコ ] 価格:718円 (2018/7/14 22:21時点) 感想(0件)

……しかし
…きみはいつも……

…私をとても動揺させるな
なぜだろう

私はきみが…
私を助けてくれるに違いないと
一目見て確信しましたが

…私の思っていた形とは
違うのかもしれない

突如明るい表紙になった6巻。

真っ黒の三角の表紙好きだったけどなー。お話が明るい方に向いてきたから？いや、向いてきてはないか…？


エリカちゃんどんな風に絡んでくるのかなって気になってましたが冷川さんと細く繋がったという感じなんでしょうか。前からこのつながりは出てたんだったっけ。また読み返してみようかな。子どもの頃に周りにヤバイ大人しかいない人たち不憫…。でも逆木さんカッコイイね…。


さてエリカちゃん親衛隊（？）が結成されてこれから先生と対決になるんでしょうか。とりあえず誰が危険かって言えば最初はこの巻き込まれた感のある占い師さんじゃないのかな。エリカちゃんと逆木さんは直接会うことがあるとはいえ一応は身内なわけでしょう？配ってた名刺から直接、いきなり非対称な条件での勝負になりそう。でも占い師さんもヤバイやつはすぐ気づくんだったっけ。どうなりますかね〜、楽しみー。


次巻は2019年春とのこと。

カワイイ私の作り方 1【電子書籍】[ 六多いくみ ] 価格:540円 (2018/7/14 21:00時点) 感想(0件)

…−もったいない

可愛いは作れるのよ？

知りたくないの？

作り方

知りたいですね…。

知りたくないですか？

いや、知ったところでどうだってのは無いんじゃないかとは思うんだけど…。いや、あるのか…？いやいや…。


六多さん（ろった、と読むらしい。今更）の漫画は以前『リメイク』を読んでましたが、あちらも化粧品関係のお仕事が舞台でした。販売員だったかな？こちらはデザイン部？のようです。化粧品関連のお仕事をされていたのでしょうか。ちなみにBL系もお描きになっているようでそっちもそのうち読んでみようかな。


さて「可愛い」です。「可愛くないのって疲れませんか？」という発言が出てきてますが、どうでしょう。可愛いと思われている場合、可愛いとは思われてない場合、可愛くないと思われている場合、周囲の人それぞれにこんな感じにあるんだと思いますが、どれが疲れるかっていうとどれもそれなりに疲れますよね…（可愛くない意見）。でも逆に言えばどれもそんなには疲れないんですよ、きっと。色々と内面化して理想と現実の自分のようなもののギャップが大きくなってしまった時に本当にしんどくなってしまうのではないでしょうか。


ただ注意したいのは、そうやって疲れないことを優先するために自分の理想を現実に押し込める形で内面化してしまうことでしょうか。時々、一歩引いて考えてみると、「いや、さすがにそれは無理があるな」という理屈付けをしてしまっています。理想は確かに理想として、そして未だそうはなれていない自分を認識したうえで、それを許しながら、理想に向かってできることを一つずつやっていく、そんな風にやっていきたいなと思います。

ハルタ　2018-JULY　volume　56 （ハルタコミックス） [ 森　薫 ] 価格:734円 (2018/7/14 16:22時点) 感想(0件)

今号は「た」。
前の号はこちら。最近1月が早いな〜。

カバーストーリーが『ウォーリーを探せ』みたいになってます。猫娘どっから出てきた…？


さて中身だと『星明かりグラフィクス』が面白くなってきましたかねー。次は園部さんが成長する番です。どうなるでしょう。最近影薄かったもんね。

『A子さんの恋人』は途中からしか読んでないんでよくわからないところもあるんだけど、いいお話です。過去の何かをずっと引きずってしまうこと、それに原因を求めてしまうこと、よくあります。これは単行本買って読み直してみようかな。

後、『ラブ考』が完結してました。牛田くん…、幸せになって欲しい。もちろん緒方さんも…。敢えて結婚しなくてもよくない？っていうのは無しなのかな。何のためなんだろう、というのはなくはない。


「た」チームだと『ヴラド・ドラクラ』ですかねー。他家を売り渡しちゃって一気に事態収拾して延長戦、という流れじゃないかなー。いつの間にかゲームに巻き込まれる人たちのお話は好きです。どうなるでしょう。


次号は8月10日。

鞄工房の漫画と新体操の漫画が新連載だそうです。楽しみです。

ライジングサン　15巻【電子書籍】[ 藤原さとし ] 価格:648円 (2018/7/10 21:11時点) 感想(0件)

完結しました。
戦闘訓練の最終巻。

色々あったなぁこの訓練期間中、みたいな流れと、この3か月で生まれた連帯、みたいなのの描写が何というかとっても気持ち悪い（失礼）ですね…。3か月の間こんな感じの訓練をするとそういった気持ちが出てくるもんなんでしょうか。出てきそうな気がします。組織論は軍隊においてその純度が高まるでしょうから、その組織を構成する人となった場合良くも悪くも強く影響を受ける（かつ与える）でしょう。


さて訓練の状況が良くわかってませんが、結構声張ってる感じなんですけど大声出しても大丈夫なもんなんでしょうか。位置バレちゃわないのかしら。300mから匍匐前進って言ってるんでさすがにそこまでは届かないのかな。

弾や地雷なんかもどんな感じなんでしょう。ケガするくらいで済むんでしょうか。気になります。地雷は「トォン」って音が鳴ってます。


候補生編としてはこれで完結で、次からタイトルに「R」つけて本職でレンジャーレスキューについたお話が始まるみたいです。どうしようかな。

アンドロイドタイプワン 1【電子書籍】[ YASHIMA ] 価格:648円 (2018/7/9 00:04時点) 感想(0件)

第1条
本機は人間に危害を加えません
また 危険を見過ごすことによっても
人間に危害を及ぼしません

第2条
本機は人間から与えられた命令に従います
ただし 与えられた命令が
第1条に反する場合はこの限りではありません

第3条
本機は第1条と第2条に反しない限り
自らを守ります

タイプワン型アンドロイドとエンパス人間とのお話の始まりの1巻。

アンドロイドは自我を持ちうるのか。自我とは何か。どこからそれは生じるのか。あたりは割と定番のテーマでしょうか。そういう話になっていくのかはわかりませんが。

この漫画ではエンパスと呼ばれるアンドロイドに対して人と同程度の共感を示す人、という設定があるようです。他にアンドロイドの人権（？）みたいなところも触れてあります。ロボット保護条約か。


さてエンパスです。人型のアンドロイドだと大抵の人は共感を示すのではないかしら。どちらかといえば、全く共感を示さない人に対して特別な呼称が付きそうな気がするんだけれども。ソシオパス的な何かが。そして私はどちらかといえばそちら側…。

他者に人格というものがあるのだとすれば、それは私の認識がそれに与えるもの以上でありうるのでしょうか。少なくとも私は、経験からその認識を少しずつ広げてきただけのような気がしてならないのですけれど。


ちなみに人型アンドロイドのお話だと、最近『Detroit: Become Human』というゲームが出ていて興味があります。どんなお話なんでしょうねー。この辺まで来ると人間要らないなって感じもして来るー。こちらもやってみたいと思います。


さてこの漫画の方はどうなるかな。エンパスの人と野良アンドロイドとの間でどんな物語が出てくるか、というところに期待かなー。タイプワンもかわいいです。

MUJIN〜無尽〜（巻之5） （ヤングキングコミックス） [ 岡田屋鉄蔵 ] 価格:680円 (2018/7/7 23:11時点) 感想(0件)

どの道斬られちまうのなら
芸の役に立って頂こうじゃないかと

酔狂で云ってンじゃないのサ
こちらも大真面目でね

人が斬られて死ぬ様ってのを
どうしてもこの目で見たかった

死ぬ演技って難しいンだよ
何しろ経験した事がねえもの

周辺が徐々に騒がしくなってる5巻。

八郎さん、初めて人を斬りました。

表紙は紀伊国屋さんでしょうか。色合いがとっても素敵です。


さて、明治維新と言えば私的には勝海舟さんなのですが、この本の主人公、伊庭八郎さんはこの漫画読むまで全く存じませんでした。（ちなみに苗字読めもしなかった。イバですよ！イバ！）

幕府方で最後まで抗戦した人なんですねぇ。どの段階まで幕府方って言えるのかはよくわからないけれど。享年は26歳だとか。若い。動乱期ということもあるのかしら。


この時期のお話はどれを読んでも本当にエネルギーに満ちていて、隔世の感があります。それでも150年くらい前なのかな？終わらなければ、始まらない。良かった時代はこれからもまた、終わっていくのでありましょうか。

センチメントの行方 (1)【電子書籍】[ 榎本ナリコ ] 価格:600円 (2018/7/5 20:37時点) 感想(0件)

病院に行こう

父親からも逃げろ

怪物なのはそいつだよ

お前はそいつから逃げて
人間になればいいんだ

こちらも2巻が出てたので1巻を買いました。

榎本さんの漫画は何か読んだことあった気がするんだけど、たぶん『少女ゴーレムと理科室の変人たち』じゃなかったかなぁって気がするんだけど覚えてないんですよねー、すいません。

この『センチメント』のシリーズは読んでません。結構たくさん出てるんだね。


さて、出てくる女の子みんなセックスばっかりしてますが、第2話の「フランケンシュタインの娘」がグッときましたかね。最後もう少し引っ張って欲しかったかな？それだとこの余韻は出ないかしら。えっ何で？というところから色々と彼女の物語を紡いでいくことができそうです。ちゃんと読めてない可能性はあるんだけどｗ


面白かったので2巻も買ってみようと思います。

シリーズ読んでみてもいいかなー。

トコナツ【電子書籍】[ 月子 ] 価格:600円 (2018/7/3 22:56時点) 感想(0件)

わー
何だコレ…

今すぐ人のいない所に連れてって
ヅラ取って
制服の中に手入れて
ぐちゃぐちゃにしてやりたい

かわいい宮沢夏央くんが気になる1巻。

2巻が出てたんですけど1巻読んだことなかったので買ってみました。2巻で終わりみたいですね。


月子さんのかわいいキャラはかわいいです。ああかわいい。『つるつるとザラザラの間』のさやちゃんもとってもかわいいです。かわいいキャラが出てくる漫画読んでると何かいろんなものがどうでもよくなってくるのでとても良いです。


さて2巻までなんだけどどうしようかな。雰囲気的にもいたしちゃったりすることはないんでしょうけど。この漫画でそういうのが見たいということもまぁ無いけれど。

夏縛りみたいなんでもうイベント的には出尽くしてる気がするなー。花火大会とかはあるかな？

憑依師 1【電子書籍】[ 戸田誠二 ] 価格:799円 (2018/7/2 20:48時点) 感想(0件)

…私はあの当時
どうしても母から
離れたかった

でも もし私が母の気持ちを
もう少しわかっていたら

母とはあんなふうに
別れなかったかもしれない

死んだあと少しの間だけ別人として生き返ることができるとすれば、何をしますか？という漫画。自殺すると地獄行きだそうです、気をつけましょうね…。


死んだ後の周りの人のことをどれぐらい気にするかは、結構人によって違ってるんじゃないかなーと思います。それがすごく具体的な形として突きつけられるのはやはり生命保険とかでしょうか。私が死んだ後、私が認識しているこの世界は終わってはいないのか。私もどちらかといえばそういう風なことを考えるんですが、じゃあ家族がいて、子供がいて、今の時点で十分な資産がないとなった時に保険を掛けないの？と言われると、ちょっとは悩みますね。

つまり素朴には死後もこの世界が継続していると思っている。だって周りではたくさん人が死んでるし、これまでもずっとそんな風に世界は継続しているようなのだし。でも私はこれまで、死んだことはないのだよね。


さて戸田さんの漫画は久しぶりに読んだ気がします。時々すごく複雑な人が出てくるので好きな漫画家さんです。複雑というのは何というか単に私にとって理解できそうに思えるけどうまく整理がつかない、というくらいの話ではありますが…。

そういうのを一つ一つめんどくさがらずに類型化していくと、読書の幅が広がるんだろうけどな。

猫＆子育てエッセイまんが ニャントコ【電子書籍】[ 宇仁田ゆみ ] 価格:1,080円 (2018/6/28 21:04時点) 感想(0件)

ムスカがさー

おっかけてくるときに
早歩きで
本気出してませんよ感が

イヤやんなー

4人と猫の家族エッセイ漫画。

『ソダテコ』も読んでました。『よっけ家族』も家族漫画ですけどこちらは実際のご家族。

みんながかわいらしくて楽しそうで、読んでると家族欲しいなって思うようになりますね。とても素敵な漫画です。宇仁田ファンです。


ちなみにアモちゃん大学生になってた…。『ソダテコ』の時は小学生だったような…。残酷だ…。


さて子育てエッセイはこれにて終了だそうです。自分の子供にその子のことを描いてる漫画を見せるってなんだかすごく勇気がいる気がするんですけど、どうなんでしょうね。逆にこっそり読まれてて（読まないわけないよね、実際）なんて思われてるかモヤモヤするよりはいいのかなｗ

宇仁田さんが描く家族についての漫画は、家族って何だろうな、みたいなことをつい考え始めてしまうような力強さがあります。私は大好きです。