2018年06月01日
『中卒労働者から始める高校生活 』10巻
価格:540円 |
知らねえ奴の
なんて事ない
言葉なのに
落ちない
染みみてえだ
花火大会やら運動会やらのイベントの巻。
どうでもいいこと気づいたけど松井さん結構いいとこ住んでるんだね…。あの歳で中卒で独り(だったっけ?)ずっと働いてたら結構貯まってるってことか…。今の時代でそれやろうとすると高確率で死んじゃうよねぇ、世知辛い…。
さて引用は片桐くんのお気持ちですが、これ私もよく同じ気持ちになる気がしますね。痛いとこつかれて恥ずかしかったりきまりの悪い感じになったときのシチュエーションを後で何度も脳内リフレインして、むしろどんどん強化されて消えないものになっていきます。
大抵は自意識過剰で誰もそんなに気にしてないし、自分でも時間が経てば忘れちゃうようなことなんだけどって自分に言い聞かせながら、ずっとその染みを眺め続けるのです。うまくいかないものですね。
うまくいかないと言えば、片桐くんのあり方も、これうまくいかないやつですよねぇ。大事にしたいものを大事にするために、色々な感情のほとんどを自分の中だけで処理しちゃうことに慣れてしまって、社会性がとても偏ったものになり、他人からは奇異の目で見られてしまいます。
奇異の目で見ているあなたは、あなたが見ているその人から、実のところ大事にされているのだけれども、それを知ってなお、そんなのは余計なお世話だとさらに忌避感を強めてしまうのです。
私の感情は私だけのものであり、私が、完全に支配できる領域にあるものであるはずなのに、なぜこうも簡単に、私を振り回し、私を疲弊させるのでしょうか。
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