2018年05月08日
『ワンダと巨像』
PS4のリメイクワンダ。
連休中ちまちまやってました。
私このゲーム大好きなんですよねー。
グラフィックスがとっても綺麗になってます。なんですけど、個人的には解像度が上がり過ぎちゃってノスタルジックな感じと言うかおとぎ話的な感じがむしろ減じてる気もするなー、みたいな印象もあったりなかったりして…。
でも、おまけに比較画像を見る機能があるんですけど、確かにそれで並べて見るとやっぱりこっちの方がいいかもなーっても思っちゃいます。
キャラの顔も随分印象が違う。やってるうちに徐々に慣れてきました。
でもね、いいんです。実際そういうのはどうでも。そういうんじゃないんです、私にとってのこのゲームは。
後ろめたい気持ちはやがて後悔へと変わる。
どの時点からだろう?はっきりとそれを意識したのは。
初めてあの巨像に対峙した時から?巨像に初めて剣を突き立てた時から?最初の巨像が膝をついて崩れ落ちるのを見た時から?
もっと前からだろうか?
掲げた剣の反射する光が、あの方角を指した時。あの声を聞いた時。あの声に応えた時。神殿の扉が開く音を聞いた時。彼女を連れて、雨があがるのを待っていた時。彼女を馬に乗せた時。彼女を、連れ出した時。
最初からずっと、後悔し続けているのかもしれない。
たぶん、いや、もうずっと前から気づいていたんだと思う。この旅には終わりがくることを。その終わりはたぶん、あの時に望んだものにはならないんだろうことも。
どうすれば良かったかなんて、今もわからない。もしあの時に戻れるのなら、別の道を選んだとでもいうのだろうか?きっとそんな問いに意味なんてない。
巨像を目の当たりにした時のこの感情をどう表現すべきだろう。畏怖、焦燥、怒り、歓喜、そして後悔、それらの全てが混じり合ったもの。巨像と目が合った時、それは一つの感情に塗りつぶされて、衝動が私を支配する。
前へ。
今、他のことはどうだっていい。目の前のこの巨像を倒そう。どうやって倒す?それだけでいい。立っていよう、最後まで。
あの娘のところへ戻るために。
また、あの娘の横で立っていられるように。
価格:4,551円 |
タグ:game
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