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着たい服がある4巻【電子書籍】[ 常喜寝太郎 ] 価格:648円 (2019/8/13 01:38時点) 感想(0件)

今の時代はさ

なんとなくレールに乗って
思考停止してても生きられるじゃん

でもさ
そんなふうに生き始めちゃうと
そっからの人生長すぎるから…

私は それ
嫌なんだよ

生きられるでしょうか…な4巻。

前巻のはこちら。宣言通り。


うーん、思考停止してても生きられるのは要所要所では大きい選択をしてきて、その結果もそれほど悪くなく余裕をもって生きていられる、そういう状況は悪くない。

余裕があるからこそできる新たな選択もあるし、いつも何かに追われるようにして選択している様は、それはやはりどこか危うい。そんなことを思います。人によって好みが分かれるところかもしれないな。

でも人は、思考停止したまま生き続けていけるほど忍耐強くはないものだ、そんなことも思いますよ。


さて次で最終巻みたいです。思ったより早かったなっていうか、最初どこに着地する話なのかさっぱりだったんだけど今巻でひとつ大きいお話は終わった感あるしね。

残りは小澤さんのお話みたいです。あの日受けた衝撃、あの時の借りを今度は私が返します。そんな感じのお話だと思います。復讐とかじゃないよ…！

個人的には小澤さんは孤高であって欲しかったなという気がしなくもないけれど、いやまぁ孤高だからこその悩みなのかもしれないけれど。うまくまとまってくれるといいなと思います。


後カヤさんがラブい感じになってるといいな…。

次巻も楽しみです。