2019年07月30日
『健康で文化的な最低限度の生活』8巻
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そんな
人の生死にかかわるようなこと、
ケースワーカー個人の価値観で
決めていいことじゃない。
それを決められるのは
本人だけよ。
佐野さん編完結(?)の巻。
前巻のはこちら。
佐野さん、ハッピーエンドってほどではないけれど、バッドでもデッドでもなかったので良かったなーと思う反面、ちょっとうまいこと行きすぎでしょうらやましい、みたいな気持ちもちょっとあるかなー。別にお話を暗くして欲しいって気持ちがあるわけじゃないけどねー。
でも周りで見かけるのは何と言うかもっとこうどうしようもないというか、手の施しようはあるとは思うんだけど実際施すのはあなただよって辺りでもう半分くらいはうまくいきそうにないな…、みたいに残念なケースなんだよなーって感じがしててだな…。
私のその周りだけかな…。そうであればいい。今もこれ偶々なわけだし。
さて、この漫画の中のケースワーカーの人たち、奨学金で大学行ってたようでまだ皆さん返済中の模様。400万円あるとさすがにずしっときますね。20代でしょう?彼女。
私も大学には行ったのですが奨学金は取らなかったですねー。その分アルバイトばっかりしていたような気がします。
勉強する時間がなかなかまとまって取れないので必要な科目では講義中にめっちゃ集中して学んでいました。幸い(?)理系だったので理解さえできれば試験もまず問題ないという綱渡りな感じで。一度落ちこぼれるとしんどかったと思いますね、さすがに。
で、この大学の学費も無償化すべきだ、みたいな議論もちょいちょい見かける気もするんですけど、どうなんでしょう。高校の無償化はもう実施されていますよね。それでも年間4000億弱ほどかかるようですが、大学となるとさらに、ということでなかなか言い出しづらいものがありますが、どうでしょう。ま、基本的に私は財政拡張には批判的だからな。
次巻から新章スタート。貧困ビジネスがテーマだそうです。
楽しみです。
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