岳飛伝 16 戎旌の章 (集英社文庫(日本)) [ 北方 謙三 ] 価格:648円 |
追いついた!
次で最後ですか。長かったので感慨深いものです。
戦、戦、どこから読んでも戦争してます。
梁山泊超強いじゃん、という印象しかないですね。ホントは際どいの?相打ちには到底ならなそうな流れなんだけど…。終わった後どうなってるんでしょうか。気になります。
今作、岳飛さんタイトルにもなってるのに微妙にダメ男っぽい感じがあって好感が持てます。本職の戦でも結構負けてばっかりですしね。ただ、それゆえに測りがたいものを感じさせる、ということかもしれません。でも前シリーズの楊令さんは完全無欠でかつ測りがたかった印象がありますけど…。あんまり喋らなかったからかな…。今回は岳飛さん、飼ってる猿を相手に話してるシーンが大好きです。
あとはあれかなー、基本勝ち戦だからか思ったより人が死なない感じですかねー。死に様がいいのですよね。絶対死んで欲しくないんだけど絶対死ぬ人の溜めからの最後がとっても印象深いのです。
私は走馬灯パターンが好みです。
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