2019年02月17日
『エコール・ド・プラトーン』1巻
![]() | エコール・ド・プラトーン (1)【電子書籍】[ 永美太郎 ] 価格:778円 |
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私はいずれ
小説を書くつもり
もう
歌だけでは救われなくなってしまった
川口さん
あなたは
どうなさるの
大正ロマン話。
何となく表紙買いしました。色合いが素敵です。大正モダンの文学界のお話でしょうか。私は文学史みたいなのには疎いので助かります(?)
冒頭、岡本かの子さんという方が登場しますが、岡本太郎さんの母親で歌人、小説家だそうで、ちっとも知りませんでした。岡本太郎さんは太陽の塔で何となく知っているのですが創作一家だったんですねぇ。自由な方だったようで、素敵です。あの時代の自由と、今の自由、違いがあるとすればどこにあるでしょうか。
書くことで生きていた人、生きるために書いていた人、当時も今もそんな人たちが一定数いるでしょう。その中のほんの上澄みの一部が、長く読まれて後に残り、多くのそれ以外のほとんどは私に知られることもない。そういうことを考えると、今私が手に取って読んでいるものに何か運命のようなものを感じてしまうというと、それは少し大げさでしょうか。
さてどんなお話になっていくんでしょう。エピソード詰めた伝記的な感じかしら。
楽しみです。
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