2015年01月27日
教育学部2012年度(教育学部 No,002)Total Waseda English Voyage 013
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【早稲田大学 教育学部 No,002】
Total Waseda English Voyage 013
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教育学部2012年度
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出典元
アメリカの日刊新聞・ニューヨークタイムズ
But even those who have insurance or can pay out of pocket are often reluctant to go for regular eye exams.
※下線部が問題として問われています
本文中で使用されている意味として最もふさわしいものをa〜dから一つ選べ。
a. pay one's own expenses
b. pay with company money
c. have no money
d. have insurance coverage
この英文がどういう内容なのか?
分析開始!
◆英文スラッシュコンパス
But / even / those who / have / insurance / or / can / pay / out of / pocket /
しかし / さえ / 人々 / 持つ(人々でさえ) / 保険を / もしくは / できる / 払う / から / ポケット(から) /
are often / reluctant / to go / for regular eye exams. /
しばしば / ためらう / 行くのを / 定期的な目の検査に /
pay / one's own expenses /
払う / 自分自身の経費を /
◆単語コンパス
・even 「さえ」
・those who〜 「〜人たち」
・insurance 「保険」
・out or 「〜から」
・reluctant 「気が進まない」
・regular 「定期的な」
・expense 「支出、経費」
◆解釈コンパス
But / even / those who / have / insurance /
・「even」
この”even”にも色々な意味がありますよね。
これについて深堀してみたいと思います。
evenは名詞、代名詞、形容詞、副詞、動詞などいろいろな品詞を説明する役割があります。
意味は「平らな、均一の、等しい、さえ、さらに、それどころか」というのがあります。
意外と知られていないのでは、動詞もあります。
「平らにする、均一にする」
という意味です。
この”even”を調べてみると中核イメージは
「平ら、同じ」
とありました。
形容詞の意味の「平らな、均一の、規則正しい、等しい、偶数の」は想像はつきますか?
”偶数の”も奇数だと、当然1の余りが出てしまいます。
二枚のタイルを並べるイラストで示してみます☆(今回初の試み)
偶数で足し算してても、高さが平らですよね?
でも、奇数になるとさが平らでなくなる。
「”偶数の”の意味は分かった!でも”さえ”はどう説明するんだ?」
という声が想像つくまでに聞こえてくるので、もちろんお話します☆
(私がすごく悩んだので、想像つくのです♪)
例文)
He wears / sweater / even / in summer. /
彼は着ている / セーターを / さえ / 夏に /
彼は秋でも冬にセーター着ている
↓
夏にも同じように着ている
↓
夏でさえ着ている
Even / when / I died, / she wouldn't / cry. /
さえ / 時 / オレが死んだ(時でさえ) / 彼女はしようとしなかった / 泣こうと /
彼女はオレが生きている時もオレのために泣いたりしなかった
↓
オレが死んだ今も”同じように”オレのために泣いたりしない(魂となって空から見ている状態)
↓
オレが死んだ時”でさえ”彼女は泣かない
Even / Goku / sometimes / tremble. /
さえ / 悟空 / 時には / 身震いする /
(ドラゴンボールの)悟空より戦闘力が下のウーロン、クリリン、ヤムチャは当然セルを恐ろしい敵と身震いする
↓
ウーロン、クリリン、ヤムチャと”同じように”悟空もセルに身震いする
↓
悟空”でさえ”セルに身震いする
こう考えれば中核イメージの「平ら、同じ」の理由も分かると思います。
「日常、いつも、一般」と比べても、
ある人やあるものも”同じ○○○”
というのを伝えているのです。
今後、”even”が出てきたらそれを意識してみて下さい☆
さて、ここまで執筆するのに結構時間が掛かりました。
読む人の気持ちを考えるとこの辺で止めておくのがいい気がします。
なので、今回の解釈コンパスはここまで。
やり方を変えて今回で2回目ですが、やっぱりやり易いと感じています。
私でさえこうなのだから、読む方にしたらちょうどいい長さになった気がします。
又、続きを書きますね。
お読みいただきありがとうございました。
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