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2014年11月10日

40代男性からの相談:「寝起きの口臭がきつくて困っています」

寝起きの口臭
寝起きのキツイ口臭を予防する3つの方法

朝起きた時に口の粘つきや臭いは気になるものです。今回の相談者の男性も寝起きの口臭が気になり、歯磨きやマウスウォッシュを行なっていますがあまり効果を実感できていません。寝起きの口臭を予防するにはどんな方法があるでしょうか。

40代男性からの相談:「寝起きの口臭がきつくて困っています」

自分なりにマウスケアをしてから就寝している相談者の男性。効果はあまりなく朝の口の中の粘つきと口臭がひどい状態です。
『夜きちんと歯磨きをして、マウスウォッシュをしてから寝ているのですが、その間もちろん何も食べていないのに朝起きると口の中が苦く感じ、乾燥して粘りを感じ、臭いもきつく感じます。何が原因でしょうか?そういうものなのでしょうか?自分だけ口臭がきつくなっているかもしれないと思い気になっています。』


口の中の乾燥が朝の口臭の原因です。部屋の湿度を調節しましょう。

冬は乾燥の季節。寝室の湿度も高くなるように調節することで寝起きの口臭を防ぎます。
『朝起きたときに口の中が乾燥していたり、ネバネバしているようでしたら、口呼吸で寝ていたり、唾液の分泌が低下していたりして、口の中の乾燥が考えられます。寝ている時の状況は自分ではコントロールできませんから、部屋が乾燥しないように、部屋の中に洗濯物を干したり、洗面器にお湯を入れてベットの近くに置いたり、観葉植物をおくのも部屋の乾燥を防ぎます(看護師)』


寝る前のマウスケアは念入りに

磨き残しや舌苔は口臭の原因になります。寝る前のマウスケアは丁寧に行いましょう。
『ちゃんと磨いたつもりでも、歯の隙間に歯垢が残っていたりしますから、歯間ブラシや糸ようじで、隅々まできれいにしましょう。また、舌についた白い苔のようなもの(舌苔といいます。)も口臭の原因ですから、歯磨きのたびに舌ブラシでやさしくブラッシングしておとしましょう(看護師)』


口腔内の疾患は口臭の原因になります。思い当たる節があれば歯科受診を

虫歯や歯周病は口臭をきつくします。
『虫歯や歯石、歯垢、歯肉炎や歯槽膿漏など、口の中に疾患があればそれも口臭の原因なります。思い当たるところがあれば歯の治療をしましょう(看護師)』


今回は寝起きの口臭が気になる男性からの相談でした。口腔内の乾燥は雑菌が繁殖して口臭の原因になるので部屋の湿度を調節することが大切です。またマウスケアは念入りに歯間ブラシや舌ブラシを使ってケアしましょう。虫歯や気になるところがあれば歯科を受診しましょう。翌朝口臭を気にせずさわやかに目覚めたいものですね。
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