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2017年11月06日

NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」第40回放送「天正の草履番」








 遠江国の名門と言われながら大きな勢力の圧迫を代々受け続け、苦難の歴史を歩んできた「井伊家」。その宗家の一人娘として生まれた女性が主人公のドラマも、いよいよ佳境に入りました。
 それ以前にも名場面は数々あったのに、なぜ佳境と呼ぶか。それは、井伊の血筋を受け継ぐ少年・虎松が徳川家康に仕え、万千代という名に成り、異例の出世を果たして徳川四天王のひとり井伊直政となることで、名門・井伊家が復興し、栄えるからで、第40回放送以降で万千代の働きと出世が描かれるのです。
 主人公の直虎は、苦難の連続に耐え、万千代の働きを遠くで見守っていきます。
 第40回の放送では、万千代が「井伊」を名乗ったことにより井伊に関わる人々が混乱したことと、万千代の立身出世のための努力と才覚、そして万千代の生母や養父が理解を示していく過程が描かれました。
 
 井伊家が一旦絶えたことにより、井伊谷は近藤氏の領地となりましたので、万千代が井伊を名乗ったことに対して近藤氏は疑心を抱きます。それをなだめ、説明する直虎。
 また、万千代は虎松と名乗っていた時に松下氏の養子となりましたから、松下家も混乱します。跡取りのいなかった松下家に虎松の生母が再嫁し、連れ子の虎松が松下家の跡取りとなることになっていたから、松下家の人々にとって井伊万千代と名乗った虎松の行動は寝耳に水の驚きで、叔父はいかり、養父は困惑し、生母は「旦那様に申しわけがたたぬ」と思い、これまた怒りをあらわにします。
 虎松の生母が松下氏によくつかえ、松下氏を常にたて、当主の松下氏も後妻(虎松の生母)を愛し、虎松を慈しんできたのです。虎松もまた、「良い子」であり続けました。だから人々は混乱したのです。
 しかし、虎松自身のこころは井伊家再興で幼いころから固まっていました。井伊家の土地を井伊家の者が取戻し、井伊家を自分が再興させる。その為に徳川家康に仕え、懸命に働いて出世しようとします。
 結局、万千代となった虎松の養父・松下氏は、養子・万千代の願いを認め、別の者を松下家の養子として迎えることにします。心の広い人物です。
 また、万千代は徳川家で草履番の仕事を命じられ、初めのうちは苦労しますが、持ち前の前向きさと才覚を表して仕事を見事に果たします。その働きぶりは家康本人や、重臣・榊原康政の目に留まるほどです。
 ラストのほうで、主人公の直虎が「草履に札をつけるのではなく、いっそ、置く場所に名札をつけてみては」と、呟くように提案します。ここに主人公の優しさが感じられました。




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