2017年12月14日
「暗闇仕留人」第12話「大物にて候」をみた。
夕方、CS放送の時代劇専門チャンネルで「暗闇仕留人」の第12話をみました。
サブタイトルの「大物にて候」が示すように、悪の大物が現れ、中村主水たちの前に立ちふさがり、主水を追い詰めます。長く続く「中村主水シリーズ」の中でも、相当なピンチを迎えます。
その悪の大物の名は「小兵衛」といいます。もちろん、藤田まことさんが演じた「剣客商売」の秋山小兵衛とは何の関係もありませんが、のちに藤田まことさんが演ずることになる「小兵衛」と同じ名前の人物が主水を苦しめるとは、偶然にしても皮肉であり、かつ面白いものです。
その「暗闇仕留人」のほうの悪の大物の小兵衛は、いわば裏社会で大きな力をもつ大物で、権力者のほうにも影響力がありますので、表の世界では単なる同心にすぎない中村主水にはどうすることもできません。
中村主水が珍しく手柄をたて、凶悪な男を捕まえますが、その男こそ小兵衛の身内だったので、主水は小兵衛から脅迫を受け、主水の家族「せん」と「りつ」はいやがらせを受けます。主水は小兵衛から、「牢破り」の片棒をかつげと言われ、断ればお前の家族も死に、お前もまたすぐに死ぬことになる、と脅されるのです。
小兵衛の息のかかった者どもが八丁堀を見張り、主水の動きに目を光らせるので主水自身は手が出せません。しかし、脅しに屈する主水ではありません。半次を介して、石坂浩二さん演じる糸井貢や近藤洋介さん演じる大吉に小兵衛殺しを頼みます。
貢たちとは別に小兵衛の命を狙うものがいて、失敗する中で、貢たちはどうするのか、身動きの取れない状態になった主水の運命はどうなるのか、注目すべきクライマックスでした。
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