2017年12月13日
「暗闇仕留人」第11話 惚れて候
BS朝日で「必殺仕置屋稼業」を見た後、時代劇専門チャンネルで、同じ「必殺シリーズ」の「暗闇仕留人」をみました。
これは、藤田まことさんの他に、石坂浩二さんなどが出演しているシリーズです。
後年の必殺シリーズに比べるとかなりハードボイルド的要素の強い作品で、悪人は冷酷非情・残忍そのもので仕留人(仕事人)の殺しのシーンも大見得をきるのではなく、殺し屋に徹してさっと一瞬のうちに「仕留め」ます。
この11話では、知能が優れていない男が火盗改メに誤認逮捕され、釈放されたが逆に恩を着せられ、その恩の為に利用され殺しの道具にされ、権力者の非情さのために処刑される。その男に惚れて一緒になった女も殺される。「仕留人」はその弱く貧しい男と女のために、かたきをうつ。
展開がスピーディーなのがこの作品の特徴だともいえますが、他のシリーズ以上に悪人が冷血で人の命をなんとも思わず道具扱いします。もちろん、他のシリーズでもそういう悪人は出てきますが、このシリーズは悪人の「乾いた」感じがきわだっているように感じます。
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