2018年03月12日
NHK大河ドラマ「西郷どん」第10回「篤姫はどこへ」
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3月11日の午後8時から、NHK総合で、鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第10回「篤姫はどこへ」が放送されました。
島津斉彬(渡辺謙さん演じる)の「お庭のつとめ」、内実は隠密的な役割として斉彬の手となり足となり目となり耳となって働くことになった西郷吉之助は、品川宿で、急病人を救った蘭方医と出会います。その男こそ、越前福井藩士・橋本左内(風間俊介さん演じる)でした。
「ヒー様」こと一橋慶喜(のちの十五代将軍徳川慶喜)との出会いも衝撃的でしたが、橋本左内との出会いも吉之助にとって重要なものとなります。橋本左内は越前福井藩主・松平慶永(春嶽)の懐刀ともいうべき有能な家臣なのです。
そんな出会いがあったころ。江戸の島津藩邸でちょっとした事件が起こります。
島津家の分家の生まれながら藩主・斉彬(渡辺謙さん演じる)に見こまれて養女となった篤姫(北川景子さん演じる)。その篤姫が、ある日、突如として、行方をくらませたのです。
江戸の町を駆け回る西郷吉之助(鈴木亮平さん演じる)の目の前に、篤姫のものと思われる着物を着た女が現れます。
女が言うには、突然、この着物を着た若い女が「この着物とかえてくれ」と言ったから、言うままに換えたのだ、とのこと。
さらに走り回って、吉之助はやっと、海辺で篤姫を見つけます。
江戸へ来て篤姫の生活は一変。というより島津本家の養女となって一変。しかも今いる場所は薩摩から遠く離れた江戸。養女となって今の「父上」は殿様(斉彬)だということは分かっているが、実家の父上に会いたい。と、そのようなことを篤姫は言いました。つまり、里心がついたのです。今風にいうならばホームシックです。
篤姫の思いを知った吉之助は、篤姫がどうなるのか気にかかります。
そして、篤姫が誰のもとへ嫁ぐのか、それは何を目的とした婚姻なのか、その目的が果たせられたとしても篤姫を待ち受ける運命はどうなのか、を深く知ることになります。
それは篤姫の「女としての幸せ」とは縁遠い、政治的工作活動そのものでした。
この時代を描いたドラマ、特にNHK大河ドラマの「翔ぶが如く」や「(宮アあおいさん主演)篤姫」を見たことがある人ならば、その政治的工作活動が何なのか、すぐ分かります(「篤姫」を見たならば当然のこととして)。
ただ、描かれ方が違います。
また、西郷吉之助の視点でみると、島津家の幕府内での位置づけや藩主・斉彬の意図、そして水戸家や越前松平家などとの関係を知ること、橋本左内との交友関係ができることによって、戸惑いながらも政治的な目が開かれていきます。
3月11日の午後8時から、NHK総合で、鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第10回「篤姫はどこへ」が放送されました。
島津斉彬(渡辺謙さん演じる)の「お庭のつとめ」、内実は隠密的な役割として斉彬の手となり足となり目となり耳となって働くことになった西郷吉之助は、品川宿で、急病人を救った蘭方医と出会います。その男こそ、越前福井藩士・橋本左内(風間俊介さん演じる)でした。
「ヒー様」こと一橋慶喜(のちの十五代将軍徳川慶喜)との出会いも衝撃的でしたが、橋本左内との出会いも吉之助にとって重要なものとなります。橋本左内は越前福井藩主・松平慶永(春嶽)の懐刀ともいうべき有能な家臣なのです。
そんな出会いがあったころ。江戸の島津藩邸でちょっとした事件が起こります。
島津家の分家の生まれながら藩主・斉彬(渡辺謙さん演じる)に見こまれて養女となった篤姫(北川景子さん演じる)。その篤姫が、ある日、突如として、行方をくらませたのです。
江戸の町を駆け回る西郷吉之助(鈴木亮平さん演じる)の目の前に、篤姫のものと思われる着物を着た女が現れます。
女が言うには、突然、この着物を着た若い女が「この着物とかえてくれ」と言ったから、言うままに換えたのだ、とのこと。
さらに走り回って、吉之助はやっと、海辺で篤姫を見つけます。
江戸へ来て篤姫の生活は一変。というより島津本家の養女となって一変。しかも今いる場所は薩摩から遠く離れた江戸。養女となって今の「父上」は殿様(斉彬)だということは分かっているが、実家の父上に会いたい。と、そのようなことを篤姫は言いました。つまり、里心がついたのです。今風にいうならばホームシックです。
篤姫の思いを知った吉之助は、篤姫がどうなるのか気にかかります。
そして、篤姫が誰のもとへ嫁ぐのか、それは何を目的とした婚姻なのか、その目的が果たせられたとしても篤姫を待ち受ける運命はどうなのか、を深く知ることになります。
それは篤姫の「女としての幸せ」とは縁遠い、政治的工作活動そのものでした。
この時代を描いたドラマ、特にNHK大河ドラマの「翔ぶが如く」や「(宮アあおいさん主演)篤姫」を見たことがある人ならば、その政治的工作活動が何なのか、すぐ分かります(「篤姫」を見たならば当然のこととして)。
ただ、描かれ方が違います。
また、西郷吉之助の視点でみると、島津家の幕府内での位置づけや藩主・斉彬の意図、そして水戸家や越前松平家などとの関係を知ること、橋本左内との交友関係ができることによって、戸惑いながらも政治的な目が開かれていきます。
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