2008年07月25日
隅田川花火大会
「旬」の落語はここにあり!落語CDレーベル「ワザオギ」
7月26日は隅田川花火大会です。
これは江戸時代、八代将軍吉宗の頃
飢饉と疫病で亡くなった人たちの慰霊と
悪霊退散のために行われた水神祭が
ことの初めのようで。
昔は両国の川開きと呼ばれ、
花火も両国橋付近で打ち上げられておりました。
(現在は、もっと上流の桜橋と言問橋の間(第一会場)と、
駒形橋と厩橋の間(第二会場))
落語で、この花火の見物人でごった返した
両国橋の真ん中で、たが屋と馬上の侍が
ひと悶着を起こす
たがや
というのがあります。
この噺、現在ではたが屋のはねた侍の首が
高く上がっていくのを見た見物人が
「ぁがった、あがったぁぁたぁがやぁぁぁ」
でオチとなりますが、
噺ができた当初は、上がるのはたが屋の首だったそうです。
それが何故、逆になったかというと
活気づいてきた町人文化の中での
武家社会(権力)に対するささやかな
反抗心がそうさせたのだとか。
三代目 桂三木助名演集 一 「芝浜/たがや/加賀の千代」
このたがやをお子さん向けにして少々話をかえた絵本が出ています。
この絵本をきっかけに親子で落語を楽しんでみてはいかがでしょう。
たがや 落語絵本
7月26日は隅田川花火大会です。
これは江戸時代、八代将軍吉宗の頃
飢饉と疫病で亡くなった人たちの慰霊と
悪霊退散のために行われた水神祭が
ことの初めのようで。
昔は両国の川開きと呼ばれ、
花火も両国橋付近で打ち上げられておりました。
(現在は、もっと上流の桜橋と言問橋の間(第一会場)と、
駒形橋と厩橋の間(第二会場))
落語で、この花火の見物人でごった返した
両国橋の真ん中で、たが屋と馬上の侍が
ひと悶着を起こす
たがや
というのがあります。
この噺、現在ではたが屋のはねた侍の首が
高く上がっていくのを見た見物人が
「ぁがった、あがったぁぁたぁがやぁぁぁ」
でオチとなりますが、
噺ができた当初は、上がるのはたが屋の首だったそうです。
それが何故、逆になったかというと
活気づいてきた町人文化の中での
武家社会(権力)に対するささやかな
反抗心がそうさせたのだとか。
三代目 桂三木助名演集 一 「芝浜/たがや/加賀の千代」
このたがやをお子さん向けにして少々話をかえた絵本が出ています。
この絵本をきっかけに親子で落語を楽しんでみてはいかがでしょう。
たがや 落語絵本