kurobo工房第1実験室

この記事に到達された方は、【「SIGMA」dp2Quattro FoveonX3】の評判・評価について検索している方、

デジタルカメラで紫が上手く取れない件にについて検索している方と推察します。

お役に立てれば幸いです。

以下は、2014年7月現在の情報に基づいて記載します。



コバルトブルーの釉薬を使った益子焼を撮影しようとしたら鮮やかな青で撮影されてしまう・・・

紫の要素がある釉薬のようで、紫を描画出来ない機体だった模様。

カメラの本体設定を操作すると背景も同時に紫になってしまいます。



ということで、某オオキイカメラ屋さんに被写体持参でお出かけ。

警備員がマンマークしてくるのを横目に捜査。

判定要素は、フルオートの状態でより厳密に紫を描画できるか、です。


コンパクトデジタルでは１機除いて全滅。

その１機が、

【「SIGMA」dp2Quattro FoveonX3】

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紫の描画力はコンパクトデジタルカメラの中で一番でした。

宣伝では描画力を売りにしているだけあって素晴らしい。



操作説明書が無くてもある程度の設定等の操作が出来る位の操作性能なら良かったのですが、

ちょっと複雑。

描画力は良いのですが、被写体を追う際の画面の速度が遅い。

こういう現象を、タイムラグが激しい、と表現するのでしょうか。

望遠・接写は出来ないので、使用用途が限定されます。

そして、お値段１０万円弱。お値段んが高い・・・





「まとめ」

【「SIGMA」dp2Quattro FoveonX3】、

背景を込みで紫の被写体を撮影しないといけない方は、緊急を要するなら入手する事になるでしょう。

現物を持って試し撮りさせてもらう事が前提です。

趣味で買う方は、お小遣いに余裕のある方でしたらまぁ、って感じです。



余談ですが、

デジタル一眼レフカメラでの紫の試し撮りもしたのですが、

個人的購入予算もあり全て試したわけではないので、

この話は後日ってことで。

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