くり子です。
今日の本は芥川賞受賞作である『コンビニ人間』です。
価格:626円 |
惰性でコンビニアルバイトをしているマニュアル人間の話かと思って読み始めた。
主人公の恵子は、就職をせず(ずっとアルバイトで生計をたて)、結婚もせず、確かに世間体は悪いのかもしれない。
恵子は発達障害を抱えているのだろう。
それでもコンビニという社会のなかで自分の生きる道を見出しているので、むくわれる。
コンビニの中では、周囲に注意を張り巡らし、気を利かせて自分から率先して働いている。
周囲の人々は恵子の事を奇異な目で見るが、コンビニ社会においては、貴重な戦力になっているのではないかと思う。
タグ:本
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