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2018年10月04日

☆『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 新井紀子:著

こんにちは。
くり子です。

今日の本は、とても興味深い内容でした。

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感想(2件)



AIとは何かその問題と限界、それから現代の子どもたちの問題を、分かりやすく読みやすい文章で書いてある。

AIは人知を超えたのか?超える可能性はあるのか?という内容が2章まで、
「教科書が読めない子どもたち」については3章から。

AIは計算しか出来ない。
意味を理解しないし、論理的に文章を書いたり読んだりすることもできない。
同義文判定は難しいし、推論なども不可能。
人間が与えた教師データを元に統計と確率で表現しているだけ。シンギュラリティは来ない。

ところが人間にしか出来ないはずの、意味を理解する「読解」ができない中高生が多い。
例題とそれに対する中高生の正答率を見ると、危機感を覚える。

筆者の研究では、子どもたちに「基礎的読解力」がどのようにして得られるのか分かっていない。
主にRSTを受けた子どもたちに、スマホの使用時間や新聞の購読、性別、読書習慣などの網羅的なアンケートを行って調査しているが、相関性が見つかっていないらしい。

くり子は、読書の量や好悪・内容(ジャンル)などが、「基礎的読解力」の有無と相関しないのには驚きました。
ひょっとしたら、小学生の時に勉強した「算数」(鶴亀算・旅人算・植木算・通過算・仕事算、等)は「基礎的読解力」を鍛えるのに役に立つのではないかしら。
方程式を使えない小学生が、複雑な文章題を解くために、よく読んで内容を理解しないと解けないからです。
今のくり子にはこの「算数」は解けませんが・・・(解き方を忘れた)
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晴耕雨読を目指す女性。 最近すっかり「手ぬぐい・モンペ」に馴染んでしまったため、 危機感をおぼえ、モンペの下にジーンズ着用。 更に危ない人物になりつつある。
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