くり子です。
今日は宮部みゆき氏の『楽園』を読み終えました。
価格:237円 |
価格:237円 |
『楽園』という明るいイメージのタイトルなのに内容が重い。
重いけど、流石、宮部氏の作品は内容が濃く深く読みごたえがある。
連続誘拐殺人事件(『模倣犯』事件)から9年。
萩谷敏子の依頼をきっかけに、フリーライター・前畑滋子は、16年前の殺人事件を追うことになる。
推理小説(?)は、ネタバレすると読む楽しみが激減するので、これ以上は書きませんが、萩谷敏子等、登場人物の人柄にほっとさせられるところがあったり、前畑滋子のライターとしての葛藤があったり、事件の内容や展開以外にも見どころが沢山!
実はストーリーテラーの前畑滋子は、『模倣犯』事件を踏まえて考えを進めたり、本作品にも『模倣犯』事件が大きく関わってきたりしているので、先にそちらの作品を読んでおくと良いかも。
もちろん読んでなくても十分理解できるし楽しめる構成にはなっているけど。
かく言うくり子も、『模倣犯』読んではいたけど内容をほとんど覚えていないので、もう一度読んでみよう!
タグ:本
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image