くり子です。
今日は東野氏の作品です。
価格:1,036円 |
阪神淡路大震災のどさくさで、自らの叔父を殺害してしまった水原雅也。
それを目撃していた新海美冬。
震災で両親を亡くした美冬と、身寄りのない雅也は、孤独な者同士依存し合うようになる。
美冬の徹底した悪女ぶりにはぞっとするが、先の展開を知りたくてついつい読み進めてしまう。
くり子も西宮市で震災を体験しました。
この小説の描写から、
その時の情景やその後の街の復興の様子などが思い出されました。
震度7を体験したのですが、その時は全く状況が分からず、
最初に聞いたラジオのニュースは、「くり子の実家のある市で水道管に亀裂が入って主婦が大騒ぎ」というものでした。
西宮市でこんなに揺れて、くり子の住んでいた建物も壊れて、なのに最初に聞いたニュースが実家の近くの情報。
震源地は中国地方だと思ったし、帰るところが無くなったかと怖くなったことを思い出しました。
まあ、本筋とは関係ないんですけどね。
タグ:本
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