2016年01月03日
Vコレクションの思い出
もう十年以上前になりますが、光文社さんからVコレクションという女性向けセクシュアル・ファンタジー・シリーズが出版されていたことがありました。
これは英語圏で人気がある女性が書く女性向け官能小説「ブラック・レース」というシリーズの日本語翻訳版でした。「ブラック・レース」は出版元が航空会社ヴァージンの出版部門で、1993年に創刊され、日本では2002年ごろから「Vコレクション」の名で総称、翻訳出版されていました。
英語圏では今でも読まれているらしい「ブラック・レース」シリーズ、しかし日本ではあまり売れずに1年ちょっとでシリーズの出版が打ち切りになってしまいました。
例えばその頃出版されていたシリーズの一冊は
エマ・ホリーは「ブラック・レース」では人気の作家。彼女は相当たくさんの作品を書いているらしく、Vコレクション以外にも、彼女の作品は日本語に翻訳され、他の出版社さんから出版されています。
Vコレクションが日本で長く続かなかったのはなんとなくわかる気がします。
欧米女性が好む官能と、日本女性が好むそれとは、ちょっと違っていると思うからです。
古い言葉で恐縮ですが、「ブラック・レース」のそれはちょっと「イケイケ」過ぎるのです。
これもおかしな例ですが、例えば 日本人なら パンチラ に 趣を感じるところ、
「そんなの、何?」
と思うのが、欧米女性の感覚と言えるでしょうか。
やはりあれほどやりまくりだと、ちょっと日本の女性読者は引いてしまうのでしょうね。あまり売れなかったようです。
そんなわけで、日本市場からすぐに消えてしまったVコレクションですが、私にとってはその一冊を手にしたことが、大きな意味を持っていました。
その話は、また次回に!
これは英語圏で人気がある女性が書く女性向け官能小説「ブラック・レース」というシリーズの日本語翻訳版でした。「ブラック・レース」は出版元が航空会社ヴァージンの出版部門で、1993年に創刊され、日本では2002年ごろから「Vコレクション」の名で総称、翻訳出版されていました。
英語圏では今でも読まれているらしい「ブラック・レース」シリーズ、しかし日本ではあまり売れずに1年ちょっとでシリーズの出版が打ち切りになってしまいました。
例えばその頃出版されていたシリーズの一冊は
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エマ・ホリーは「ブラック・レース」では人気の作家。彼女は相当たくさんの作品を書いているらしく、Vコレクション以外にも、彼女の作品は日本語に翻訳され、他の出版社さんから出版されています。
Vコレクションが日本で長く続かなかったのはなんとなくわかる気がします。
欧米女性が好む官能と、日本女性が好むそれとは、ちょっと違っていると思うからです。
古い言葉で恐縮ですが、「ブラック・レース」のそれはちょっと「イケイケ」過ぎるのです。
これもおかしな例ですが、例えば 日本人なら パンチラ に 趣を感じるところ、
「そんなの、何?」
と思うのが、欧米女性の感覚と言えるでしょうか。
やはりあれほどやりまくりだと、ちょっと日本の女性読者は引いてしまうのでしょうね。あまり売れなかったようです。
そんなわけで、日本市場からすぐに消えてしまったVコレクションですが、私にとってはその一冊を手にしたことが、大きな意味を持っていました。
その話は、また次回に!
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