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2014年08月09日

たかが蟻、されど害アリ

子ども達にも馴染みの深いクロオオアリ(働きアリは体長10ミリ前後で黒色)が一番イメージしやすい「アリ」の姿かも知れませんが、鉢植え植物のアブラムシを牧畜してしまうなどの他は、クロオオアリによる住まい周りの被害はさほどありません。
トビイロケアリ(体長2〜3ミリ前後で黒褐色)は、クロオオアリよりも身近に見られるアリです。郊外の草原から高層マンションの植木鉢までまんべんなくおり、時折キッチンの砂糖壷などに群がり人を不快な気分にさせます。ただ、それ以上の被害は特にありません。


住まいに出て害のある問題のアリは、近年高層マンションなどを含む一般の住宅内に侵入したり、飲食店等のある都市部のビルなどでも大量発生したり、人を咬むなどの被害を多くもたらすヒメアリ(体長1.2ミリ程度で黄褐色)や、全世界に分布を拡大している熱帯原産の外来種であるイエヒメアリ(体長2ミリ強で赤褐色)などです。

特にイエヒメアリは、甘露以外に人間の体液に好んで集り、不快かつ衛生的な問題をはらんでいます。また人を咬んだり住まいの構造体に入り込んで営巣したり、さらには電気系統に営巣して故障の原因になるなどといった問題をも発生させています。住まいの周りで見たら、注意が必要です。


天然の材料を使ってアリを住まいに侵入させない方法としては、ミントやローリエが手軽で効果があるといわれています。ローリエはカレーを作るために常備されているご家庭も多いでしょう。ミントは初心者でも育てやすいハーブとして有名ですから、プランターで育てている方も多いと思います。アリが侵入しそうなところにミントを飾ってみましょう。

蟻が家に入ってくる侵入口が分かっている場合は、その部分にチョークでしっかり線をつけると、蟻が入ってこなくなることがあります。線の引き方としては、普通に線を1本引くだけでなくできるだけ太めに書きます。地面に線をかく場合は、線が盛り上がるほどしっかり書く方が効果的です。
蟻は、チョークに含まれる石灰(炭酸カルシウム)が苦手なので、その線を乗り越えられないそうです。また、お尻から出した目印である分泌液が、チョークによって消されてしまうので、どこに行けばいいかわからなくなるそうです。使用するチョークは、特別なものではなく、普通に市販されているものでよいそうです。

蟻を家に入らせないために、唐辛子を使用する方法もあります。唐辛子だけでなく、黒胡椒、カイエンペッパー、クローブやニンニク、チリやパプリカなども同様です。自然界では蟻よりも強い昆虫はたくさんいますが、蟻は身を守るために臭いで判別しています。臭いを感じるのは、触角です。この原理を逆手にとる方法がこのやり方です。匂いが強いハーブは、蟻に天敵がいると錯覚させるので、家に侵入させにくくします。やり方は簡単です。唐辛子などのハーブをを細かく刻んだり、すりつぶしたものを、玄関や窓などのアリの侵入口に沿ってふりかけておくだけです。


シナモンの匂いが嫌いな蟻に有効的な方法です。シナモン(ニッキ・桂皮)を使って蟻忌避剤を作る方法は簡単です。玄関や窓周辺など、蟻が侵入してくる隙間にシナモンをふりかけておくだけです。また、蟻の巣が分かっている場合は、シナモンをセロハンテープにつけて、アリの巣の入り口に貼り付けたり、巣の前に振りかけておきます。使用するシナモンは、シナモンパウダーでもいいですし、シナモンスティックでもよいですが、匂いが薄くなると効果が半減するので、頻繁に取り換えた方がいいでしょう。


蟻に噛まれた時の対処
アリに噛まれた(刺された)ら、皮膚が腫れて痛みが出たり、かゆくなります。一般的には、イエヒメアリにかまれるとチクっとした小さい痛みと腫れ、ハリアリに刺されると、鋭い痛みを引き起こし、赤い炎症を引き起こします。山などに生息する大型のヤマアリには、注意が必要です。噛むだけでなくお尻の針で刺して強酸である蟻酸をかけます。
皮膚にかかった場合、皮膚を腐食させるのでかなり強い痛みがあります。激しい痛みを引き起こします。目などに入ると最悪の場合、失明する可能性があります。赤茶色で頭と胴体が丸い特長のある蟻、ファイアーアント(ファイヤーアント:和名はアカヒアリ)にも注意が必要です。アルカロイド系の毒を持っており、刺されると急性のアレルギー症状を起こし、死亡することもあるため、殺人アリの一種と恐れられています。一口にアリに噛まれた、刺されたといっても、蟻の種類が分からないと不安になりますよね。一番いいのは、今まさに噛んでいる蟻を捕まえて、一緒に病院に持って行って「コイツが犯人(犯蟻?)です!」と連行する方法ですが、そんなことはめったに出来ません。噛まれたことが分かっている場合は、その部分を水洗いするのが基本です。アリに限らず虫さされの場合も同様です。(毛虫の場合はまずガムテープなどで、とげを取り去ってから水洗いです。)その後、アリに噛まれて痛い、かゆいときには、自宅にあるお薬で対処すると思いますが、アンモニア原液や、アンモニア(中和させるためのアルカリ性のもの)が入ったキンカンを塗るのが一般的だと言われています。しかし、個人差がありますし、アレルギーを持っている方や、乳幼児や子供の場合は不安が残るでしょうから、病院で見ていただくのが安心だと思います。
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