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2023年03月08日
「颶風の王」 河崎秋子
「颶風の王」 河崎秋子
生命は結ばれ、つながってゆく--人と馬、6世代にわたる交感の物語。
明治期、東北。許されぬ仲の妊婦ミネと吉治。吉治は殺されミネは逃げる途中、牡馬アオと雪洞に閉じ込められる。正気を失ったミネは、アオを食べ命をつなぎ、春、臨月のミネは奇跡的に救出された。
生まれた捨造は出生の秘密を知らぬまま、座敷牢で常軌を逸しているミネを見舞い暮らす。アオの孫にあたる馬と北海道に渡ることを決心した捨造は、一瞬正気になった母から一切の経緯が書かれた手紙を渡され、今生の別れをする。
昭和、戦後。根室で半農半漁で暮らす捨造家族。捨造は孫の和子に、アオの血を引く馬ワカの飼育をまかす。ある台風の日、無人島に昆布漁に駆り出されたワカとほかの馬たちは島に取り残される。捨造と和子はなすすべもない。
平成。和子の孫ひかりは、和子に島の馬の話を聞かされていた。ひかりは病床の和子のために島にいる馬を解放することを思い立ち、大学の馬研究会の力を借りて、野生馬として生き残った最後の一頭と対峙するが……。
レミング
エキノコックス症
根室 花島 ユルリ島
生命は結ばれ、つながってゆく--人と馬、6世代にわたる交感の物語。
明治期、東北。許されぬ仲の妊婦ミネと吉治。吉治は殺されミネは逃げる途中、牡馬アオと雪洞に閉じ込められる。正気を失ったミネは、アオを食べ命をつなぎ、春、臨月のミネは奇跡的に救出された。
生まれた捨造は出生の秘密を知らぬまま、座敷牢で常軌を逸しているミネを見舞い暮らす。アオの孫にあたる馬と北海道に渡ることを決心した捨造は、一瞬正気になった母から一切の経緯が書かれた手紙を渡され、今生の別れをする。
昭和、戦後。根室で半農半漁で暮らす捨造家族。捨造は孫の和子に、アオの血を引く馬ワカの飼育をまかす。ある台風の日、無人島に昆布漁に駆り出されたワカとほかの馬たちは島に取り残される。捨造と和子はなすすべもない。
平成。和子の孫ひかりは、和子に島の馬の話を聞かされていた。ひかりは病床の和子のために島にいる馬を解放することを思い立ち、大学の馬研究会の力を借りて、野生馬として生き残った最後の一頭と対峙するが……。
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2023年01月13日
「地図と拳」 小川 哲
「地図と拳」 小川 哲
【第168回直木賞候補作】
【第13回山田風太郎賞受賞作】
「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。
ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。
【著者紹介】
小川哲(おがわ・さとし)
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『嘘と正典』(2019年)で第162回直木三十五賞候補となる。
【第168回直木賞候補作】
【第13回山田風太郎賞受賞作】
「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。
ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。
【著者紹介】
小川哲(おがわ・さとし)
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『嘘と正典』(2019年)で第162回直木三十五賞候補となる。
2022年12月20日
アメリア・イアハート
2022年11月24日
「オリンピックを殺す日」 堂場瞬一
2022年11月11日
「弘兼流 60歳からの手ぶら人生」 弘兼憲史
「弘兼流 60歳からの手ぶら人生」 弘兼憲史
弘兼憲史、身辺整理始めました!
漫画も人生もエンディングが大事。
60歳を過ぎたら、身につけていた余計なものは捨てて、手ぶら人生を楽しもう。
第1章 持ちものを捨てる
・60歳とは起承転結の「結」
・実践! 「持ち物を半分にしよう運動」
第2章 友人を減らす
・年賀状、中元・歳暮はやめる
・「孤独力」を身につける
第3章 お金に振り回されない
・使いきって死ぬ
・ゲーム感覚で節約生活
第4章 家族から自立する
・「家族はひとつ」という幻想を捨てる
・定年後の男の価値はゼロ、奥さんからはそう思われている
第5章 身辺整理をしたその先
・60歳以降の仕事探しは求められる場へ
・旅行へ、小さな冒険へ
・どんと来い逆境。カモン、ストレス!
弘兼憲史、身辺整理始めました!
漫画も人生もエンディングが大事。
60歳を過ぎたら、身につけていた余計なものは捨てて、手ぶら人生を楽しもう。
第1章 持ちものを捨てる
・60歳とは起承転結の「結」
・実践! 「持ち物を半分にしよう運動」
第2章 友人を減らす
・年賀状、中元・歳暮はやめる
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第4章 家族から自立する
・「家族はひとつ」という幻想を捨てる
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第5章 身辺整理をしたその先
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・どんと来い逆境。カモン、ストレス!