うっとりと眺めていたこと。

そろそろ帰宅して夕飯でも作ろうかと外に出た。

真っ赤な空から段々暗くなっていく時刻。

今住んでいる地域は、あまり高い建物がない為、空が眺めやすいと思う。

そんなことを考えつつ歩いていると、


ぼた。


・・・ん？(゜−゜)


地面に落ちる黒いシミ。

かと思うと、


ぼたぼたぼたっ！


え。

どざああああああ！


物凄い大粒の雨が凄い勢いで降りだした。


ええええええー！？��(￣□￣;


うろたえること。

いつもならさっと近くのお店に入るところだけど、あいにくとそこは住宅地のど真ん中。

小雨とか降り始めとかそんな可愛いものではなく、

そう、まさにスコールのような大粒・どしゃ降り。


「きゃー！」


自転車を漕いでいた親子連れが悲鳴を上げながら通り過ぎていく。

頑張って走ってく？いやそれにしてもどしゃ降り過ぎるよ！

うろたえたこと。

目についたマンションの入口（オートロックなので屋根は狭い）に駆け込んだ。

思えば民家に駆け込んだのは初めてかもしれない・・・。

リュックの外ポケットに入っていた携帯電話（そのままだとずぶ濡れ）を
救出しつつ待つこと数分。

やっと、普通の本降りレベルになったところを歩いて帰宅した。


近くにお店もコンビニもなかったのでずぶ濡れ。

部屋に辿り着いた時には、前髪から水が滴り落ちる程。

あれ、おかしいな。今日天気予報雨だっけ・・・。

玄関先で、携帯の天気予報メールをじっと見る。
（降水確率20％って・・・雨が降る気配０に近いじゃないですか？）

・・・昨日といい今日といい何だか雨に祟られていると思うこと。なのでした。


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