2017年08月19日
ヒトラー暗殺未遂・・・映画『ワルキューレ』
日本公開日:2009年3月20日
ドイツ第10戦車師団として北アフリカ戦線 チュニジアに参戦していたシュタウフェンベルク大佐は、総統やナチスの蛮行に対して反逆心を抱き、国を変えようと考えていた。翌日、敗北濃厚の戦況でシュタウフェンベルクは侵攻の命令を受ける。
しかし、その前に敵戦闘機による襲撃を受けてシュタウフェンベルクは倒れた。1943年3月13日 トレスコウ少将は、東部戦線へ視察に訪れたヒトラーを爆弾による暗殺を実行するも、爆弾が爆発せずに失敗。その頃、シュタウフェンベルクはミュンヘンの軍事病院にいた。
右手首や左指3本と左目を失いながらも、一命を取り留めたシュタウフェンベルクは、反ヒトラー派の一員であるオルブリヒト大将に作戦会議に招かれる。 そこでは、前例の暗殺作戦失敗の焦りからか、軍事行動による掌握や連合国による帰討などの愚策が話し合われていた。
その後、国内予備軍本部に配属されたシュタウフェンベルクは、SS(ナチス親衛隊)によるクーデターという誤報を皮切りに、戒厳令の基で内乱鎮圧を司る国内予備軍を使ってベルリンの政権を奪う「ヴァルキューレ」計画を立案した。この計画の成功の鍵は、ヒトラーの死だった・・・。
反ヒトラー派グループに所属したシュタウフェンベルク大佐を主人公に、「ヴァルキューレ」作戦という実際にあったヒトラー暗殺計画を描いた映画。この作戦以外にも、ヒトラーは幾度も暗殺されそうになっていますが、いずれも生き延びています。不確実さが運命の分かれ目だったといえるかもしれません。(運もなかった)
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