1959年生まれのライダー

寒川神社までせっかく来たので、次に海沿いの道を通って江の島に行きました。

江の島は、小学年の2年生まで相模大野に住んでいた関係で、子供の頃よく遊びに来ました。

夏は鵠沼のプールガーデン（丸いメインプールの真ん中に海賊船が有りました。）によく遊びに来ました。その頃の湘南の海はとても汚くて、海ではなくプールに入ったのだと思います。
島に渡って中央公園にバイクを停めて、そこからは歩いて江の島を散策することにしました。


江の島は島全体が神社で鳥居を潜ると急な坂道の参道が有り、お土産屋さんとかお食事処がたくさんあります。

貝殻で作った風鈴やハリセンボンで作った提灯を売っている古いお土産屋さんや、お饅頭の店など、昭和の雰囲気が漂う参道は、いつ来ても懐かしく50年前にタイムスリップした気分になります。

そんな風景を横目で見ながら歩いて行くと、赤い鳥居があっていよいよ江の島神社の一角に入ります。


江の島の頂上に上るのはエスカーが当たり前と思っていますが、懐かしさに浸っているうちに、気が付いたらTさんが正面の階段を登っていたので、僕も何となく階段を上がってしまい、エスカーに乗る機会を失ってしまいました。

過去に歩いて階段を登った記憶がないので、ひょっとしたらエスカーを使わずに登るのは初めてかも知れません。途中からエスカーを使うのはありがたみがないので、今回は歩いて頂上に行くことにしました。


頂上に行っても多分入ったことのない熱帯植物園が在るのと、大道芸をやっているだけですが、眺望が良い場所が有り、相模湾越しに烏帽子岩と富士山が見渡せる場所があったなと思い、頑張って歩きました。

しかし思っていたイメージとは違い、烏帽子岩は見えませんでした。いつもは頂上から島の反対側に降りて、渡し船で鵠沼海岸に戻っていたので、多分そこからは烏帽子岩が見えたのかも知れません。

ちょっと残念でしたが、バイクは島の公園に置いてあるので、島の反対側に降りるのはやめて、元来た参道に戻り昼食を取ることにしました。

参道の商店街に戻りお食事処を探していると、生しらす丼の看板が目に留まり、「やっぱ、江の島に着たら生しらすだな。」と思い早速入って、生しらす丼を注文しました。他に美味しそうな海鮮丼等有りましたが、生しらす丼はとてもリーズナブルで、甘くておいしかったです。



腹ごしらえも済んだので、「やっぱり、江の島は良いな〜。」と思いながら、江の島を後にして、千葉に帰るための最終目的地である久里浜を目指しました。