2022年12月15日
受験戦争
学生時代の受験戦争を思い出した
注】鉛筆、消しゴムの投げ合いではない
僕の古い友人に橋谷君がいる。
小学生からの友人である。
橋谷君は中学から、どの科目も
５０点以上とれないと悩んでいた。
家庭教師、塾、英語教師
など様々な手段を使っていた
夜遅くまで、勉強勉強の毎日であった
ただやはり、偏差値が、４０前後だ
あるテストの前日、橋谷君が、
【昨日朝3時まで勉強した】
と、自慢げに言ってきた。
僕は、
【多分もう、時間の問題ではないよ】
と言い返した。
結果
国語38点
英語26点
あんまり思いたく無いが
予想通りだった。
どんなに勉強を頑張っても、
出来ない人はいる。
何もしなくても、出来る人もいる。
世の中、不条理だらけだ
ただ現実はそんなものだ。
しかし橋谷君は納得出来てない。
【シャーペンのせいだ】と
ゴジラの様な真っ赤な目を光らせ、
言い放ったのだ。
芯がすぐ折れて、
テストに集中出来なかったのだ
シャーペンのせいにするのは、
どうかと思ったが、
とりあえず、賛同した。
その後、橋谷君の母はなぜか
家庭教師、塾、英語教師は辞めさせた
そんな橋谷君も今は、
建設分野で地図に残る仕事をしている。
橋谷君は、最後に
【勉強が全てではない事を知った】
確かに納得出来る言葉だ
ただ、未だに、
家庭教師、塾、英語教師。
全ての習い事代金を返して貰いたい
と言っている。
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