2018年06月19日
夏野菜。疲労回復、夏バテ防止にオクラ。
夏野菜が美味しい季節がやってきましたね!
茄子やきゅうり、とまと、ピーマン、オクラなどが旬を迎えます。
旬といっても、昔と比べたら年中手に入るようになった野菜ばかりですね?w
ハウス栽培や輸入により、季節を問わず色々な時期の野菜を手に入れることが可能になりました!すごく便利で有難いことですね!
しかし、私は極力、その季節の旬のものを食べるように心がけています。理由は簡単です、その時期に旬を迎える野菜はその時期に必要な栄養素を与えてくれることが多いからです。
例えば、夏野菜の多くは疲労回復や夏バテに効果的なものが多く、冬野菜には免疫力を上げてくれたり体温を上げてくれたりなど寒い風邪をひきやすい時期にもってこいの効果を持つ野菜が多いのです。
それに旬なものは旬な時期に食べる方が味も栄養価も良いので、なるだけ旬を取り入れることをオススメします。
今回は、それこそ疲労回復や夏バテ予防に効果を発揮してくれる、これから旬のオクラの栄養を少し紹介したいと思います。
オクラの主な栄養成分
・ペクチン
・ムチン
・ビタミンA・E
・カルシウム
・葉酸
オクラのネバネバ成分にはペクチンという水溶性食物繊維が含まれています。
ネバネバ食材は体に良いというのが最近では常識になっていきました。
オクラのネバネバ成分は、ムチン(糖タンパク質)という物質でオクラの他にも納豆、レンコン、山芋、海藻などにも含まれています。
ムチン
ムチンには肝機能を高めたり胃壁の保護をする働きがあります
また、タンパク質分解酵素が含まれており、タンパク質を効率よく消化・吸収してくれます
このため、疲労回復・夏バテ予防・解消などに有効的です。
不溶性食物繊維
オクラには水溶性食物繊維のペクチンだけでなく不溶性食物繊維も多く含まれています。
水溶性食物繊維は腸内環境を整え腸内の環境改善に働く他、コレステロールや血糖の上昇を抑え、糖尿病予防が期待できます
不溶性食物繊維には腸内の有害物質を体外へと排出させる働きがありデトックスや便秘の解消に効果があります
βカロテン
βカロテンは必要に応じて体内でビタミンAに変わりますが、そのままでも強い抗酸化力を持ち働きます
βカロテンは有害な活性酸素を除去し癌予防やアンチエイジングに効果的です
ビタミンAに変化した場合は粘膜の保護・視力の回復に効果を発揮します
カリウム
オクラにはカリウムも多く含まれています
カリウムには体内で過剰になったナトリウムを体外に排出する働きがあり高血圧予防やむくみの改善に効果的です。
その他
他にもオクラにはビタミン・ミネラル・カルシウムなどが豊富に含まれており体力や疲労回復に効果的です。
まとめ
いかがでしょうか?
オクラの持つどの成分も夏の疲れた体に期待のできる成分ばかりですよね?
しかも、オクラは値段も手頃で調理法も簡単ですし、栄養価は多少落ちますが冷凍保存も可能です。サラダや納豆に混ぜたりお浸しにしたり、暑くて食欲のない時期にもいいですよね?
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