2018年04月23日
玉ねぎ。デトックス。抗酸化。脂肪燃焼。免疫力。整腸。いいことづくめ。
春はデトックスにいい季節と聞いたことがありますか?
冬の間、体は体温やエネルギーを温存し栄養を蓄えるのと同時に余分な老廃物や有害物質を脂肪と一緒に溜め込みがちになってしまいます。
春が来て暖かくなった今こそ不必要に温存してしまったものを排出する必要があります。
デトックスとは
体内に溜まってしまった不要物(毒素など)を排出させることを言います。
ここで言う毒素とは鉛、水銀、ヒ素、カドミニュウム、アルミニュウムなどを指します。
これら有害な物質は主に脂肪に蓄積されます。
この事からデトックスをダイエットと関連付けられることも多いのだと思います。
デトックスによる解毒方法には運動やサプリメント、アロマセラピー、ハーブティー、ジュースクレンズなどありますが、今回は老廃物や有害なミネラルを体内から取り除く『キレート作用』のある食材の玉ねぎに注目してみました。
玉ねぎは一年を通して身近で手に入り易く、カレーや肉じゃが、野菜炒め、スープ、ソースなど和洋中様々な料理に使われています。
オニオングラタンスープなど主役を張ることもある玉ねぎですが、色々な料理に使われているのは単に身近で手に入り易いからだけではなく栄養価や摂取により期待できる効果がをあるからではないでしょうか。
『血液サラサラ』『殺菌作用』『動脈硬化』などに効果的な食材だとはTVなどで紹介されて知っていましたが他にはどんな効果が期待できるのか気になったので調べてみましたので共有させて頂きます。
玉ねぎの栄養価
・硫化アリル
ビタミンB1の吸収をよくして血液をサラサラにしてくれる
・オリゴ糖
免疫力のアップ・整腸作用
・ケルセチン
抗酸化作用・脂肪燃焼効果・悪玉コレステロールを減少させる効果
・イソアリイン
血糖や中性脂肪、LDLなどを有意に低下させてくれる
・各種ミネラル
亜鉛・カリュウム・リン など
この様にたくさんの効果が期待できる玉ねぎは解毒力では堂々の第1位と言えるでしょう。
特にケルセチンの含有量は野菜の中でもズバ抜けて多く、他にも食物繊維・ポリフェノール・グルタチオン・セレンなど解毒に有効な成分が万遍なく含まれています。
玉ねぎ摂取により期待できる効果
動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中などを予防
血液をサラサラにし高血圧・高脂血症などの改善
・肝機能強化・解毒・殺菌作用・抗酸化作用・抗炎症作用・老化防止・骨粗鬆症・視力強化・気管支ぜんそくの発作抑制などが期待できます。
玉ねぎのにおい・・・
あの玉ねぎの『ツーン』とする臭いがダメだと言う方もいるかもしれませんが何を隠そう、そのにおいの元こそが強力な解毒力の源の硫黄化合物という成分で、玉ねぎを切った時に硫黄化合物と酸素が反応して解毒力の強いスルフィド類ができます。
玉ねぎの調理にあたって、これを逃さないことがとても重要で
切る→しばらく置く(放置)→オイルを絡める といった流れで調理することにより解毒成分をしっかりと取ることができます。
玉ねぎの皮
よく野菜は皮に近いところに栄養が集中してるとか皮にこそ栄養があるとか言いますよね?
玉ねぎも例外ではなく、抗酸化作用・脂肪燃焼効果・悪玉コレステロールを減少させる効果が期待できるケルセチンは皮に近いところに最も多く含まれているので皮は剥がし過ぎない様にしましょう。
まとめ
様々な効果が期待できる玉ねぎ、毎日食べた時の副作用としては口臭や体臭、おならが臭くなることでしょうか?w
臭いが気になるのであればリンゴやヨーグルトなどを一緒に摂ると臭い消しの効果があるようです。
また、生で食べると玉ねぎに含まれている『アリシン』という殺菌作用の強い物質が胃の粘膜を傷つけるので胃腸の弱い方は加熱して食べると胃への刺激を抑えられるようです。
玉ねぎに限らずなんでもそうですが、身体に良いからといって食べ過ぎは逆に毒にも変わりえますので適量を考えて摂取しましょうね。
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