市場心理を圧迫した。9月は歴史的にみて株価パフォーマンスが悪いことも警戒されている。
3指数の下落率は8月上旬以来の大きさとなった。
業種別ではS&P総合500種の11部門のうち9部門が下落し、情報技術、エネルギー、通信サービス、素材が下げを主導した。
米供給管理協会(ISM)が3日に発表した8月の製造業景気指数は、8カ月ぶり低水準だった7月の46.8から47.2に上昇した。
ただ、新規受注のさらなる減少や在庫増加から、製造業の活動は当面低迷が続く公算が大きいことを示唆した。
アレクシス・インベストメント・パートナーズのプレジデント、ジェーソン・ブラウン氏は、
1950年代以降のデータによると、9月は株式市場のパフォーマンスが最も悪い月の一つと見なされていると指摘した。
巨大ハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」が下落。エヌビディア(NVDA.O), opens new tabは10%近く下げ、時価総額は2790億ドル減の2兆6500億ドルとなった。米企業の1日における時価総額減少幅としては過去最大を記録した。
このほかアルファベット(GOOGL.O), opens new tabが3.6%、アップル(AAPL.O), opens new tabが2.7%、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabは1.8%、それぞれ下落した。フィラデルフィア半導体指数(.SOX), opens new tabは7.8%安。
株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は33.2%上昇の20.72と、1日としての上昇率と終値の水準がいずれも8月上旬以来の高さとなった。
市場関係者は6日発表の米雇用統計を前に幾つかの労働市場関連指標を注視している。
テスラ(TSLA.O), opens new tabは1.6%安。2025年終盤から中国でクロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)「モデルY」の6人乗りの生産を計画していることが関係者の話で分かった。
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