2019年07月09日
必見!頭痛の種類!原因は?頭痛のお悩み改善方法〜1章〜
皆さんは、「頭痛」に悩まされていませんか??
今や頭痛・偏頭痛で悩む人は実に4人に1人とも言われています。
頭痛の原因の多くは、
︎生活習慣の乱れ
︎過度のストレス
︎体質によるもの
などが原因となって起こるとされていますが、
はっきりとしたメカニズムは明確にされていないのが現状です。
そんな「頭痛」のお悩みについて、改善策をご紹介します♪
【片頭痛とはどんな頭痛でしょうか】
片頭痛は一次性頭痛(「頭痛もちの頭痛」)の代表格です。
頭の片方がズキズキ脈打つように痛みます。
頭痛が始まる前に、ギザギザの光や
オーロラやモザイクのような模様が20〜30分見えて、視界が悪くなる人がいます。
これを閃輝暗点といいます。
片頭痛はこのような「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」に大別されます。
頭痛発作中には、前かがみの姿勢や、階段の昇降といった日常的な動作で頭痛が増強するのも特徴です。
吐き気がして、吐いてしまう人も多い。
多くのかたは、光や音に敏感になって、発作中は部屋を暗くして、TVやラジオも消して寝ている状態になります。
頭痛発作は4〜72時間程度続いて、自然に回復します。
「片頭痛」と書きますが、両側痛い片頭痛のかたも沢山います。
住民調査では100人中8〜9人、30〜40歳代の女性に限ると5人にひとりは片頭痛もちです。
片頭痛はとても辛い頭痛です。
頭痛外来を受診されるかたの半数以上は片頭痛という統計が出ています。
【緊張型頭痛とはどんな頭痛でしょうか】
緊張型頭痛はもっとも多い頭痛の
タイプであり、頭痛の3割から7割
がこのタイプにあたります。
症状は、後頭部中心の鈍痛が主体で、片頭痛と異なり、発作として感じることはないです。
また、頭痛発作中には、姿勢の変化や、階段の昇降といった日常的な動作で
頭痛が増強したり吐き気がして、吐いてしまう人はいません。
また光や音に敏感の人もいません。要するに片頭痛とは反対のかたちの頭痛といってよいと思います。
そしてその多くは、その支障度は軽いものが多く、発作の回数の少ない人
はある意味で生理的反応であるともいえます。
せまい航空機の座席に何時間も座らされ動けなければ、多くの方は
このような頭痛を発症してくるでしょう。
一方、慢性におこる。場合によっては毎日おこるこの型に分類される頭痛は生活の質(QOL)を大きく低下させ、
高度の障害を惹き起こす深刻な疾患であり、
しかもかたちが変わってしまった変容型片頭痛とまじわり、
その鑑別すら困難になります。
すなわち、そのときに生体ではうつなどの精神的要素もまざったり,
あるいは筋肉などからの末梢性痛みの過剰や誤った入力と、
それを受容する側の脳の変化いわゆる中枢性感作という状態が生じ、
慢性片頭痛や薬物乱用頭痛を生じさせてしまいます。
【群発頭痛とはどんな頭痛でしょう】
群発頭痛は一次性頭痛
(「頭痛もちの頭痛」)のなかで一番痛い頭痛です。
半年から2-3年(平均1年)ごとに起こり、
一度起こるとしばらくの間(1ヶ月から2ヶ月)毎日続きます。
群発頭痛という病名は、群発地震のように、ある期間に集中して頭痛が起こるところからつけられました。
頭痛が毎日起こる時期(群発期)以外には頭痛は起こりません。
頭痛は1日に1−2回起こることが多く
特に就寝後1-2時間後の夜間の決まった時刻に起こることが特徴です。
多くは一側性で、前頭部から眼窩にかけての頭痛です。
その痛みは「目の中をドリルでえぐられるような」と表現されるほど激しい痛みで、
15分から3時間持続します(平均1時間持続)。
また、頭痛側の結膜充血、流涙、鼻づまり、鼻水、まぶたの腫れなどを伴います。
群発頭痛の頻度は0.5%で、男性(男女比は5:1)に多いとされています。
【薬物乱用頭痛とはどんな頭痛でしょうか】
あなたが1ヶ月の半分以上頭痛に悩まされていて,週に2-3日は頭痛薬を
飲んでいる状況が3ヶ月以上続いていれば薬物乱用頭痛かもしれない。
もともとは片頭痛または緊張型頭痛をお持ちの方が,市販の頭痛薬や病院で処方された
鎮痛薬,トリプタン,エルゴタミン製剤
などを月に10日以上(単一成分の鎮痛薬では15日以上)飲むことによって,
もともとの頭痛がひどくなる,あるいは今までとは違う頭痛が起こっていれば薬物乱用頭痛と考えられます!
関節リウマチの患者さんや腰痛などのために鎮痛薬を飲み続けても薬物乱用頭痛にはならず,もともと頭痛もちの人がなるので,
何らかの素因が関係すると考えられています。
薬物乱用頭痛患者さんは一般住民の1-2%ほどいると考えられてる。
頭痛外来や頭痛センターでは10%以上を占め,女性の占める割合が多いです。
【二次性頭痛とはどんな頭痛でしょうか】
二次性頭痛とは、一言でいいますと原因がはっきりしている頭痛のことです。
原因が治れば頭痛は、大幅に軽減または消失します。
二次性頭痛には生命にかかわるものがあります。
脳動脈瘤が破裂しておこるくも膜下出血などが代表的です。
一般的に突然に起こった頭痛、生涯感じたことのいない頭痛、意識が悪くなったり言葉や運動麻痺などが同時に起こった頭痛は命にかかわる可能性が高いと考えます。
このような頭痛が起こった場合はすぐに脳神経外科や神経内科などの
専門病院を受診しましょう。
二次性頭痛の原因は、外傷、感染、脳腫瘍、自己免疫疾患など多種多彩です。また薬物乱用頭痛も二次性頭痛に含まれます。
二次性頭痛は原因を対処できれば治る頭痛ですから、原因を見つけ出すことが重要です。
、、、次回に続く、、、️
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