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2021年09月16日

馬券で重視すべきなのは的中率ではない!適切なリスクを取ることに集中するべき理由

個人的に驚くことが「馬券に確実性を求める」人が結構いること。これは砂漠でオアシスを求めるようなものだ。

そもそもレースは荒れるように仕組まれている。10の競馬場に20の距離体系があるのだから当然だろう。

だから、安心・安全を求める気持ちは分かるが、人気の買い目は本線で当て続けなければ損大利小になる可能性のほうが高い。

馬券は当てなければ配当にならないが、だからといって当てることに集中すれば、小さな利益になってしまい控除率を上回ることはできない。

競馬の勝ち組はどうしてきたのだろうか。気になって調べてみたことがある。

実際に勝っている人は、まったく競走馬というものを信用していなかった。むしろ、アテにならないのだから荒れそうなレースで十分に買うことを重視していた。

結局のところ予想力など大して意味がないということもでもある。ストップウォッチでも止まらない0.1秒の世界を予想できるわけないのだ。

昔は競馬はレベルが低く、結構な着差のつくレースが存在した。つまり、競走馬の品質にバラつきが大きいことが予想をしやすくしていた。

スポーツもそうだが、昔のように巨人一強でなくなったのは、コーチング技術や理論のおかげで選手レベルの質が高く安定した点が挙げられる。

そういうハイレベルな時代では選手が最も力を発揮できるシーンで起用することが重要になるのだ。

それができないと大差で勝っていたのに、最終回には逆転されるという現象が起きてしまう。

低レベルな時代ほど名選手が生まれやすく、その対立構造も分かりやすいぶん非常に面白く感じられる。

競馬が面白かったのもオグリキャップなどの地方アイドルホースが活躍していた低レベル時代だろう。

単純な対立構造になりやすかったぶん、名馬たちのドラマが生まれやすかった。

しかし、内国産の種牡馬が育つことはなく「墓場」と言われるほど外国馬に頼っていた時代でもある。

こうした背景から競馬予想の難易度は上がってきている。しっかり戦略的に馬券を買えないと当たっても損する状況から抜け出すことはできない。

投資競馬理論ではこう教えている。いつか馬券は当たるのだから的中した時に最大利益を受け取れるようにしておくこと。

競馬はとんでもない配当が飛び出す可能性があるのだから、その爆発力を取り込み生かすことで人生を一変させるような馬券が可能になる。

しかし、こうした勝ち組の戦略は時間を必要とする。競馬で勝ちたいと願う人のほとんどが全く逆のことをしているのは耐えることが嫌いだからだ。

競馬で勝つ人に共通することは、自分なりの手法を馬券ルーティンとして持っていること。

どんなに頑張って予想しても人気馬以外は理解できなくて当然。分かったフリをしなくていい。

馬券で勝ちたいのなら自分の強みを生かすしかない。これは、どこの世界でも共通する答えであり、ここから外れることは絶対にないのだ。

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posted by keibalive at 11:23 | Comment(0) | 競馬
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