少額からはじめる投資競馬

馬券をスポーツとしてみる向きがある。いまやゲームですらスポーツであり、ガリガリのやせ細ったゲーマーが超絶プレイするのがウケている。

そういう変化の時代を迎えているなか馬券がスポーツでないと誰が言えるだろうか。頭の硬い人だと体を動かさないとスポーツとして認めないと言うだろう。

それが今までの分かりやすいラベルであり常識であったからだ。その常識が崩れることを人は嫌がる。

なぜなら、それは現実が変わることを意味するからだ。馬券はスポーツだと見ると多くの人は敗者に目を向ける必要がある。

競馬は１レースにつき１着が１頭でる。そのあとには無数の敗者が続くわけだが、その馬たちには再び出走のチャンスが巡ってくる。

だからこそ、なぜ負けたのかという意識を持たないと、次はどれくらい走るのか検討がつかない。

逆にレース中に何があったのか、デキが良かったのか、この情報に詳しい人は的確な判断ができるようになるだろう。

負けて得る情報を軽視する人は勝者になることができない。少なくとも馬券の世界ではそう言えるだろう。

勝ち馬ばかりが注目されるが、ことさら馬券においては敗者の方が重要なカギとなるケースが多い。

それは確かに退屈な作業になりがちだが、それはオッズや配当として還元されることで報われる。

あなたが恵まれた人生を送ってきたのなら敗者に目を向けることはなかっただろう。

しかし、馬券ではそうはいかない。なぜ、そういう結果になったのか、負けから勝ちにつながるエッセンスを得なければ逆転のチャンスは訪れることがない。