バスの中は暖房が効いていて、濡れたアウターを乾かすにも良かった。体が温まるにつれて、自然と寝てしまったテルアビブを出て田舎に入った所までは覚えているのだが、どこから寝てしまったのか分からないが心地よかったバスが止まって、ドアが開いた途端に乗客はバスを降りる人がチラホラと見受けられた。どうやらトイレ休憩のようだ。自分も降りて外の空気を吸って、コンビニでチーズの入ったパンを買って食べてみた。どこかで食べた事の味がする懐かしい味がした見渡せば綺麗な緑で中東にいる感じがしなかった。雨はテルアビブよりも小雨になってきており、マサダでは晴れて欲しいと願うばかりだったバスの中で寝たおかげで、更に元気になり、あとどれくらいで着くのか全く予想がつかなかったが、自分は「イスラエルにいる!」と思うだけで興奮状態だった。バスは高速道路に戻り、周りの風景は変わってきていた。赤土が目立つようになってきて、このガイドブックに載っている、マサダ国立公園の風景に似てきた。山道も険しくなり、そこを抜けると海が見えてきた!ここが死海塩分濃度が高くて海に入ると体が浮く所だったが、この寒さでは到底入る事は出来ないだろうそして、死海の向こう側はヨルダン。この海を境に国境があると思うと何とも不思議な光景だった。そして、マサダ国立公園に着いた。
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