朝食を済ませた、自分は部屋を片付けてバックパックを持ちチェックアウトを済ませた。フロントのおっちゃんにバスでマサダ国立公園に行きたい旨を話した所、目の前のストリートから中央駅に行く市内バスが出ている事を聞いた市内バスで中央駅に行けば、マサダや他の都市に行く長距離バスが出ているターミナルがあると言うので市内バスを待つことになった。10分ほどでバスは来たが料金の支払い方や値段が全く分からないので、運転手に確認して支払った。先払いで一律同じ料金らしい。バスに乗っている間も雨は強くなり、テルアビブの街を見ながらバスは中央駅に到着した。まさに、夜中着いた所であった。中央駅に入るゲートは銃装備をした警官がいて物々しかったが、警官にバスターミナルを聞いて、バスターミナルのチケット売り場へと着いた。チケット売り場は小さくて営業しているのか分からないくらいだったが、マサダ国立公園へ行きたいと英語で告げると、45シェケル(約1.350円)ほどで手に入れる事が出来た。ただ、バスは1時間後に出発するとの事で、バス停で待つ事になった。屋根が付いていたので雨宿り出来るのは助かったが、アウターはビショビショに濡れてしまっていた。1人のイスラエル人のオバちゃんに「どこから来たの?」と聞かれ、日本と答えると話がドンドン進み、このイスラエルでは日本人は余り来ないので見かける事がないと言う。確かに、飛行機の中でもアジア人でいるのは、中国人と韓国人ばかりだった。日本人の持つイスラエルの印象は「危険」としか思っていないので、みんな敬遠して来ないんだろう。偏見・ステレオタイプとは、まさにこの事だ。何も危なく、日本並みに安全そうに感じる。バスを待っている間、中央駅に向かって男女銃装備した軍人達が歩いていたのを見たが、ここが危機感のある日本との違いなんだろうなと感じた。バスは定刻通りに来て、自分をマサダ国立公園へ導いてくれるのであった
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