2017年10月13日
家庭菜園で育てる大葉の固い・苦い・枯れるの問題を一気に解説
大葉を育てているけれど、固いや苦い、枯れるという問題に悩んではいませんか?
初心者でも育てやすいと言われていますが、ちょっとした問題も起こりやすいです。
それぞれの問題をどのように解決すればいいのでしょうか。
固い理由と解決策
大葉が固くなる主な理由は2つ。
・日光に当たり過ぎ。
・水が足りない。
日光に当たり過ぎの場合の対処法
大葉は日光に当たり過ぎると、固くなるので、日陰で育てることが大切です。
固さが気になる方は日よけをしてあげましょう。
大葉に限らずですが、日光に当たり過ぎると、葉っぱが固くなる野菜が多いです。
水が少ない場合の対処法
水分不足も葉っぱを固くさせる原因です。
土の表面が乾いたら、水はたっぷりあげましょう。
苦い理由
肥料過多です。
大葉は大きくなる割に、肥料をそんなに必要としない低コストなお野菜です。
そのため、肥料が多いと簡単に苦くなってしまいます。
野菜は肥料が多いと余計な肥料を溜めこみ、その余計な肥料が苦みの元となるのです。
苦いと感じた時は追肥をやりません。
早く土の余計な肥料を消費したい場合はわざと雑草もはやして下さい。
枯れる理由
主な理由は2つ。
・土が酸性かアルカリ性に偏っている。
・水をまき過ぎた。
土が酸性かアルカリ性に偏っている場合の対処法
基本的に大葉は枯れ辛いのですが、石灰を大量に投入したなど大葉にとって適切な環境の土じゃないと枯れてしまいます。
石灰を大量にまき過ぎてしまった場合、土は濃いアルカリ性になってしまいます。
大抵の植物は中性で育ち、少々なら酸性やアルカリ性に傾いても育つことが可能ですが、偏り過ぎると耐えられなくなるのです。
この場合は、酸性である木酢液を水で薄めてまき、土をよく混ぜるということを中性になるまで繰り返します。
見た目では土の酸度が分からないので、リトマス試験紙などを購入して、土の酸度を測りましょう。
水をまき過ぎた場合の対処法
そして、毎日大量の水をまいても根腐れを起こして枯れてしまいます。
土の表面が乾いたら、ほどほどの水をまくくらいでいいです。
まとめ
大葉は手間を掛けなくても育つ野菜です。
柔らかい葉っぱが欲しい時は積極的に日陰に植えることが大切になります。
ただ、固くても食べることには問題ありません。
肥料も成長が鈍いな、伸びないなと思った時に液肥とかをあげておけば大丈夫です。
石灰をまき過ぎてしまったら、アルカリ性の強さにもよりますが、強くなるほどどんな野菜も育たないので、酸性の木酢液を水で薄めたものをまき、中性に戻しましょう。
見た目では土の酸性やアルカリ性の度合いは分からないので、リトマス試験紙や測定機を購入しましょう。
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