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2017年08月11日
家庭菜園の基本的な畝の作り方!畝幅と間隔はどうすればいい?
家庭菜園で土作りを終えたら、次は畝を作ります。
管理人は過去に畝なしでも作ってみましたが、畝があったほうが成長も良かったです。
初心者だった頃は丁度いい畝ってなんだろう? と思い、悩んだこともありました。
野菜によって適切な畝は違いますし、色々な種類があります。
この記事では基本的な畝の作り方と種類を解説します。
畝作りに用意する道具
目印。
鍬。
この2つです。
目印は園芸用ポールなど地面に突き刺すのに丁度いい棒2本に、紐を括りつけたものです。
これを畝を作りたい場所に挿して、紐に沿って土を盛り上げていきます。
目印が真っ直ぐだったら、真っ直ぐな畝が作れます。
しかし、くねくねと曲がっていてもいいという人は目印は必要ありません。
鍬は畝を作るのに便利な道具です。
菜園が小さいという場合は畝にしたい場所にスコップで土を盛り、シャベルで形を整えるといった方法も可能です。
管理人は小さな畝を作る時は鍬を使わず、スコップとシャベルで適当に作ります。
畝に土を持ったら、整形します。
表面が平らになるように作るとか注意されますが、少しはデコボコしても大丈夫です。
完璧を目指すと疲れるだけで、畝としてそれっぽくなったら平ら作りはやめましょう。
平らじゃないと水が均等にいかないだの色々と言われますが、野ざらしの畝は勝手にデコボコになっていきます。
それに、極端なへこみがない限りは水が一極集中することもありません。
畝の種類と畝幅
基本となる畝の種類は3種類あります。
高畝と短冊畝と平畝です。
高畝とは主にナス、キュウリ、トマトといった実がつく野菜である果菜類やゴボウといった根菜類の植えつけの時に作られる畝です。
排水性が良く、少々高めに作るので、日光もよく当たります。
高く作るのは野菜によっては害虫予防の意味もあります。
管理人は過去にゴボウを害虫予防のために高畝で作りましたが、害虫で全滅しましたから過信は禁物。
畝幅は大体30cmくらいです。
高さも30cmくらい。
雨が少ない年は水がなくなるのが早いので大変です。
しかし、雨が多い年などは、「高畝で良かったー」と安心出来ます。
水が溜まってしょうがないという土地でやるといいでしょう。
砂が多い土壌でやると、すぐに乾いてしまい水やりが大変です。
短冊畝は高畝を低くしたバージョンです。
私がよく作っているのもこれで、キュウリやトマトなどを植えます。
平畝は畝幅が50cm以上の幅が広い畝のことをいいます。
高さは10cmくらいで充分です。
主に、葉野菜やニンニクを植える時に用いられます。
管理人はミニ人参も人参も基本、平畝です。
高く盛り上げる作業がなく、集めた土を平らにするだけなので、作るのが簡単です。
ちなみに果菜類を植えても全然大丈夫。
平畝に3列から4列くらい葉野菜を一気に植えてしまう訳です。
畝の間隔は?
たくさん作りたいという人はわざと畝同士の間隔を狭くしますが、作業がし辛いです。
畝の間隔が狭いとしゃがんだ時、間違って畝に座ってしまうという欠点もあります。
家庭菜園では追肥や草取りなどの作業があるので、ある程度の広さがあったほうがやりやすいです。
管理人はしゃがんだ時余裕があるかどうかを目安にしています。
これだと、通路となる畝の間の草取りも多くなりますが、作業のしやすさを重視した結果です。
それと、しゃがんだ時、お尻が畝にくっつくのが大嫌いだからです。
通路の草は週に1回鍬や三角ホーで土の表面を軽く耕すことである程度は予防出来ます。
畝の草は小さな椅子に座りながら、ちまちま取っています。
狭い通路で中腰になりながら、畝の草を取るよりは楽です。
まとめ
畝には主に3種類あります。
高畝と短冊畝と平畝です。
高畝は畝が高く細長いのが特徴です。
短冊畝は高畝の低くしたバージョンです。
果菜類や根菜類は上記2つの畝で作って植えることが多いです。
平畝は平べったい畝で葉野菜を植えるのに向いています。
もちろん、平畝に果菜類を植えても大丈夫なので最終的に自分が楽な方法を取るといいでしょう。
畝の間隔に関しては人それぞれで、たくさん植えたいという人は足の裏1個分くらいの隙間にしてもいいでしょう。
しかし、それだと作業がやり辛いので、自分に合った畝幅で作ったほうが体が楽になります。