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2017年09月21日
丸くなるレタスの育て方!家庭菜園で手軽に出来てとっても美味しい
家庭菜園でレタス作ってみたいなって思ってはいませんか?
キャベツよりは虫も少ないので、とっても手軽に作れますよ。
作り方も難しくないので、是非作ってみて下さい。
レタスの豆知識
レタスはキク科の野菜で、涼しい気候を好みます。
丸くなるタイプと丸くならないタイプや茎タイプの3つがあります。
育てやすいのは丸くならないタイプですが、丸くなるタイプであってもあまり虫が来ないのでとっても育てやすいです。
この記事では丸くなるタイプのレタスの育て方を書いています。
結球や丸レタスと呼ばれるものです。
レタス栽培に必要なもの
(1)種・苗
レタスは種を苗にして育てることも出来ますが、苗を買うことも出来ます。
(2)ポット(育苗する場合)
種から育てるという場合はポット栽培をします。
(3)有機肥料
葉物野菜なので、チッソ成分を多く吸収する傾向にあります。
チッソ成分が多い肥料は油かすのです。
ただし、これだけで育てるとチッソ成分にだけ偏り、葉っぱは大きくなりますが、味が悪くなりますから、味を良くするリン酸の骨粉か鶏フンも使います。
手に入るのなら、米ぬかと混ぜ合わせ発酵させ、ボカシ肥料を作ることをおすすめします。
家庭菜園で使える手作りボカシ肥料の簡単な作り方
(4)堆肥
牛フン堆肥でも腐葉土でも積み上げた雑草が土になったものでも構いません。
(5)有機石灰
牡蠣殻やホタテの貝殻が原料のものです。
苗の作り方
一晩水に浸けた種をポットに4粒から5粒植え、浅く土を掛けます。
レタスの発芽には少しの光が必要なので、土を掛け過ぎないようにしましょう。
本葉が4枚から5枚になったら、植え時です。
秋植えのレタス苗を作るのは真夏になってしまい、本来のレタスが育つ環境ではないため、出来るだけ涼しい環境を作り、育てます。
難易度が高いので、秋植えの苗は買ったほうが失敗をしません。
土作り
過去3年間にキク科の植物を育てたことのない場所に育てましょう。
堆肥・石灰・肥料を土に混ぜますが、どれくらい入れるかは袋の表示を確認して下さい。
表示がない場合は堆肥は1平方メートル2キロ、石灰と肥料は1平方メートル1掴み程度を目安にします。
堆肥は袋に記載されている分量を守れば大丈夫ですが、そういうものがないという場合は1平方m1掴みで構いません。
ボカシ肥料ならすぐに植えても構いませんが、他の有機肥料の場合は1週間放置して下さい。
こうすることで、土の中で菌が肥料を植物が吸収出来る形にしてくれるので、植えつけた時、少しは肥料が吸収されるようになります。
畝と植えつけ
1列植えるなら、幅50cm、高さ10cmの畝。
2列植えるなら、幅1m20cm、高さ10cmの畝。
レタスは50cm間隔で植えます。
追肥・水やり
レタスの葉っぱが丸まってきたなという頃に1回1掴み程度の量を根元に追肥し、よく土と混ぜます。
あまり肥料をまき過ぎると、肥料過多になってしまい、味が苦くなってしまうので気をつけて下さい。
水分が足りないと葉っぱが固くなってしまうので、週に3日程度はまいて下さい。
病害虫
レタスはキャベツほどではありませんが虫に食べられます。
そのため毎日こまめに虫退治をしてあげて下さい。
ナメクジが多くて困るという場合は紙コップを用意して紙コップが入るぐらいの穴を掘ります。
その紙コップにビールを注いで一晩置いて下さい。
翌朝にはナメクジが浮いているはずですから、虫が苦手な人は覚悟をしといて下さい。
収穫について
レタスは丸くなってから25日後頃が収穫の時です。
丸くなったレタスの上を押してみて固くなっていたら、収穫のサインです。
早めに収穫しないと味が落ちてしまうので、レタスを押してみて固くなっていたら根元から刃物でバッサリと収穫してください。
収穫する時間帯は瑞々しい朝がおすすめです。
収穫すると決めた日の前日の夕方にレタスに水をまいてあげると、更に瑞々しさがアップするような気がします。
まとめ
レタスは同じく丸くなる野菜キャベツに比べれば、簡単に育てることが出来る上に、虫の被害が少ないです。
育てる際はこまめに水やりをして、草を取ってあげることが大切です。
ただ、水も大量にあげ過ぎるとレタスが枯れてしまうので、ほどほどにあげて下さい。