カナミンのお得情報を探せ！　〜アラフォー女子の美容探究ブログ〜

2015年2月の読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：1250ページ
ナイス数：27ナイス

氷菓 (角川文庫)の感想
初読の作家さんですが、テンポよく、読むことができました。高校の古典部が舞台の学園ミステリーでしたが、主人公が灰色の高校生活を送っていた、やる気のない感じが、古典部部長の千反田えると出会うことで、冴え渡る推理力を発揮して、いつのまにか、やる気をみせるようになっていったのが面白かったです。続編も読まなくちゃ！
読了日：2月28日 著者：米澤穂信
しあわせな結婚 (集英社文庫)の感想
隣の芝生は青く見えるという例えがあるように、自分の家庭にはないものが羨ましく思ってしまうことってあると思う。それが夫婦関係がギクシャクしているならなおさら。新婚生活一周年の妻は鈍感な旦那との結婚生活に嫌気がさして、25年来の親友に旦那との離婚を相談していた。あろうことか、隣の旦那に恋してしまった。鈍感な旦那の方も、隣の奥さんに恋心を抱いていた。この隣人夫婦にも秘密が…しあわせな結婚とは何かをテーマにゾッとするラストはさすがです。
読了日：2月16日 著者：吉村達也
封鬼花伝 春を恋う咲きそめの乙女 (角川ビーンズ文庫)の感想
第三弾は千樹が刀火への恋心を自覚し、落ち込んだり、なぜ追い出されたのか理由が知りたくて、綾峰を利用して暁宮に無理矢理舞い戻る展開が面白かった。鬼の腕がどこにあるのか、誰の仕業なのかがわかる解決編になっていたが、なかなかハッピーエンドとはいかないようですね。綾峰の真面目で一途な感じ好感度アップでしたよ。
読了日：2月10日 著者：三川みり
死命 (文春文庫)の感想
余命僅かと宣告されたことで、人を殺したいという欲望に忠実に生きようとする連続殺人鬼と、それを追う刑事もまた同じ病で、余命幾ばくもない。病と闘いながらも最後まで刑事であり続けようとした蒼井の執念は凄かった。薬丸岳作品は読みごたえがあるし、重いテーマだけどテンポよく読めますね。最後は一気読みでした。
読了日：2月5日 著者：薬丸岳

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