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2015年03月01日
読書メーター2015年2月に読んだ本まとめ
2015年2月の読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：1250ページ
ナイス数：27ナイス
氷菓 (角川文庫)の感想
初読の作家さんですが、テンポよく、読むことができました。高校の古典部が舞台の学園ミステリーでしたが、主人公が灰色の高校生活を送っていた、やる気のない感じが、古典部部長の千反田えると出会うことで、冴え渡る推理力を発揮して、いつのまにか、やる気をみせるようになっていったのが面白かったです。続編も読まなくちゃ！
読了日：2月28日 著者：米澤穂信
しあわせな結婚 (集英社文庫)の感想
隣の芝生は青く見えるという例えがあるように、自分の家庭にはないものが羨ましく思ってしまうことってあると思う。それが夫婦関係がギクシャクしているならなおさら。新婚生活一周年の妻は鈍感な旦那との結婚生活に嫌気がさして、25年来の親友に旦那との離婚を相談していた。あろうことか、隣の旦那に恋してしまった。鈍感な旦那の方も、隣の奥さんに恋心を抱いていた。この隣人夫婦にも秘密が…しあわせな結婚とは何かをテーマにゾッとするラストはさすがです。
読了日：2月16日 著者：吉村達也
封鬼花伝 春を恋う咲きそめの乙女 (角川ビーンズ文庫)の感想
第三弾は千樹が刀火への恋心を自覚し、落ち込んだり、なぜ追い出されたのか理由が知りたくて、綾峰を利用して暁宮に無理矢理舞い戻る展開が面白かった。鬼の腕がどこにあるのか、誰の仕業なのかがわかる解決編になっていたが、なかなかハッピーエンドとはいかないようですね。綾峰の真面目で一途な感じ好感度アップでしたよ。
読了日：2月10日 著者：三川みり
死命 (文春文庫)の感想
余命僅かと宣告されたことで、人を殺したいという欲望に忠実に生きようとする連続殺人鬼と、それを追う刑事もまた同じ病で、余命幾ばくもない。病と闘いながらも最後まで刑事であり続けようとした蒼井の執念は凄かった。薬丸岳作品は読みごたえがあるし、重いテーマだけどテンポよく読めますね。最後は一気読みでした。
読了日：2月5日 著者：薬丸岳
読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：1250ページ
ナイス数：27ナイス
氷菓 (角川文庫)の感想初読の作家さんですが、テンポよく、読むことができました。高校の古典部が舞台の学園ミステリーでしたが、主人公が灰色の高校生活を送っていた、やる気のない感じが、古典部部長の千反田えると出会うことで、冴え渡る推理力を発揮して、いつのまにか、やる気をみせるようになっていったのが面白かったです。続編も読まなくちゃ！
読了日：2月28日 著者：米澤穂信
しあわせな結婚 (集英社文庫)の感想隣の芝生は青く見えるという例えがあるように、自分の家庭にはないものが羨ましく思ってしまうことってあると思う。それが夫婦関係がギクシャクしているならなおさら。新婚生活一周年の妻は鈍感な旦那との結婚生活に嫌気がさして、25年来の親友に旦那との離婚を相談していた。あろうことか、隣の旦那に恋してしまった。鈍感な旦那の方も、隣の奥さんに恋心を抱いていた。この隣人夫婦にも秘密が…しあわせな結婚とは何かをテーマにゾッとするラストはさすがです。
読了日：2月16日 著者：吉村達也
封鬼花伝 春を恋う咲きそめの乙女 (角川ビーンズ文庫)の感想第三弾は千樹が刀火への恋心を自覚し、落ち込んだり、なぜ追い出されたのか理由が知りたくて、綾峰を利用して暁宮に無理矢理舞い戻る展開が面白かった。鬼の腕がどこにあるのか、誰の仕業なのかがわかる解決編になっていたが、なかなかハッピーエンドとはいかないようですね。綾峰の真面目で一途な感じ好感度アップでしたよ。
読了日：2月10日 著者：三川みり
死命 (文春文庫)の感想余命僅かと宣告されたことで、人を殺したいという欲望に忠実に生きようとする連続殺人鬼と、それを追う刑事もまた同じ病で、余命幾ばくもない。病と闘いながらも最後まで刑事であり続けようとした蒼井の執念は凄かった。薬丸岳作品は読みごたえがあるし、重いテーマだけどテンポよく読めますね。最後は一気読みでした。
読了日：2月5日 著者：薬丸岳
読書メーター
2015年02月02日
読書メーター2015年1月に読んだ本まとめ
2015年1月の読書メーター
読んだ本の数：3冊
読んだページ数：1033ページ
ナイス数：109ナイス
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社文庫)の感想
娘がタイトルに惹かれて選んだ短編集。いろんなテイストの物語だったけど、一番怖いと感じたのは『恋煩い』。未必の故意で恋敵が死んでしまえばいいと長い時間をかけて噂を流したり、その犯人がまさかの親友ってところがゾッとした。
読了日：1月23日 著者：北山猛邦
最後の証人 (宝島社文庫)の感想
このミス大賞初読の作家さんでしたが、読みごたえありました。法廷サスペンスなので、リアルな公判シーンと、登場人物の心情がとてもよく表現されていたので感情移入して読むことができました。そして、最後にはまさかの逆転劇。すっかり、書き手に騙されましたね。果たして、事件の真相は…。鋭い推理力で真相に迫る敏腕弁護士佐方貞人の活躍がまた読みたいです。
読了日：1月13日 著者：柚月裕子
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)の感想
今回は、栞子さんと大輔の祖父母の時代の謎解きで、またまた運命の廻り合わせを感じる展開になってました。
絡まった糸が少しずつほぐれていくのが、緻密でさすがだなぁと感心。
それから、栞子さんと大輔がやっと恋人同士になったものの、相変わらず初な二人ですね。
今回も太宰治『晩年』をめぐるお話で、栞子さんの『晩年』を守るため、大輔が体を張って守ります。そこは男らしくて良かった。
読了日：1月13日 著者：三上延
読書メーター
読んだ本の数：3冊
読んだページ数：1033ページ
ナイス数：109ナイス
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社文庫)の感想娘がタイトルに惹かれて選んだ短編集。いろんなテイストの物語だったけど、一番怖いと感じたのは『恋煩い』。未必の故意で恋敵が死んでしまえばいいと長い時間をかけて噂を流したり、その犯人がまさかの親友ってところがゾッとした。
読了日：1月23日 著者：北山猛邦
最後の証人 (宝島社文庫)の感想このミス大賞初読の作家さんでしたが、読みごたえありました。法廷サスペンスなので、リアルな公判シーンと、登場人物の心情がとてもよく表現されていたので感情移入して読むことができました。そして、最後にはまさかの逆転劇。すっかり、書き手に騙されましたね。果たして、事件の真相は…。鋭い推理力で真相に迫る敏腕弁護士佐方貞人の活躍がまた読みたいです。
読了日：1月13日 著者：柚月裕子
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)の感想今回は、栞子さんと大輔の祖父母の時代の謎解きで、またまた運命の廻り合わせを感じる展開になってました。
絡まった糸が少しずつほぐれていくのが、緻密でさすがだなぁと感心。
それから、栞子さんと大輔がやっと恋人同士になったものの、相変わらず初な二人ですね。
今回も太宰治『晩年』をめぐるお話で、栞子さんの『晩年』を守るため、大輔が体を張って守ります。そこは男らしくて良かった。
読了日：1月13日 著者：三上延
読書メーター
2015年01月01日
2014年12月02日
2014年11月の読書メーターまとめ 山田悠介作品2冊
趣味のひとつが読書なので、読書メーターを活用して記録をつけています。
簡単な感想も書いているので、本探しの参考になればと思います。
2014年11月の読書メーター
読んだ本の数：2冊
読んだページ数：498ページ
ナイス数：9ナイス
魔界の塔 (幻冬舎文庫)の感想
RPGをやったことがある人ならわかると思うが、ラスボスとの戦いに勝ってゲームはエンディングを迎える。その、ラスボスが倒せないようになっていると噂に聞いたら、腕に自信のあるゲーマーなら試してみたくなるだろう。ところが、最後の戦いで勇者カイトが負けてしまうとプレイヤーまで植物状態になる現象が主人公の回りで起こった。そんな危険な『魔界の塔』の謎に迫っていくのと、ゲーム制作の裏にある悲しい秘話。後半は先が気になり一気に読んだ。オカルトな話と、人間の闇に恐さを感じた。
読了日：11月9日 著者：山田悠介
レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)の感想
息子を病気で亡くした夫婦が、子供のレンタルと売買している会社で、息子そっくりの子供を見つけて、迷わず購入した。しかし、その子供は耳が聞こえず、感情も表さない。それでも、息子が帰って来た事が精神を病んでいた妻を明るくし、息子が生きていた時の幸せな日々を送っていた。
しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。その子供は急速に老化し、顔が溶けていく…レンタルチルドレンの正体に驚き、主人公の後悔と懺悔に共感したが、とにかく、怖かった。
読了日：11月5日 著者：山田悠介
読書メーター
簡単な感想も書いているので、本探しの参考になればと思います。
2014年11月の読書メーター
読んだ本の数：2冊
読んだページ数：498ページ
ナイス数：9ナイス
魔界の塔 (幻冬舎文庫)の感想RPGをやったことがある人ならわかると思うが、ラスボスとの戦いに勝ってゲームはエンディングを迎える。その、ラスボスが倒せないようになっていると噂に聞いたら、腕に自信のあるゲーマーなら試してみたくなるだろう。ところが、最後の戦いで勇者カイトが負けてしまうとプレイヤーまで植物状態になる現象が主人公の回りで起こった。そんな危険な『魔界の塔』の謎に迫っていくのと、ゲーム制作の裏にある悲しい秘話。後半は先が気になり一気に読んだ。オカルトな話と、人間の闇に恐さを感じた。
読了日：11月9日 著者：山田悠介
レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)の感想息子を病気で亡くした夫婦が、子供のレンタルと売買している会社で、息子そっくりの子供を見つけて、迷わず購入した。しかし、その子供は耳が聞こえず、感情も表さない。それでも、息子が帰って来た事が精神を病んでいた妻を明るくし、息子が生きていた時の幸せな日々を送っていた。
しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。その子供は急速に老化し、顔が溶けていく…レンタルチルドレンの正体に驚き、主人公の後悔と懺悔に共感したが、とにかく、怖かった。
読了日：11月5日 著者：山田悠介
読書メーター
