2010年04月03日
こんな事を書くと・・・・4
こんな事を書くと・・・・4
さて3回続けて懐かしいフォーククルーダーズの演奏をご紹介致しました。如何だったでしょう?
フォーククルーダーズを前座の様にしてしまいましたが、これからが皆様に聞いて戴きたい音楽になります。
中国の革命当時の音楽を紹介させて戴きます。
さて3回続けて懐かしいフォーククルーダーズの演奏をご紹介致しました。如何だったでしょう?
フォーククルーダーズを前座の様にしてしまいましたが、これからが皆様に聞いて戴きたい音楽になります。
中国の革命当時の音楽を紹介させて戴きます。
文化大革命期間中に上演が許されていた八つの模範劇の一つで、白毛女(白毛女:Bai Mao Nu)が在ります。
これは本来の歌劇から映画化され、他には舞台バレエ化が行われています。
今回紹介させて戴こうと思って居る曲は、私が見て気に入っていた舞台バレエで使われていた曲になります。
この「白毛女」の主題歌が『北風吹』と云う歌で、子供の頃から綺麗な歌だと思い、良く歌っていました。たしか歌劇でも使われていたと思います。
この曲の原曲は、河北省の民謡「小白菜」から編曲されたと聞いています。
この曲を聴かれたら、きっと皆さんは一度か二度、いやそれ以上聞かれた事があると思います。
NHKラジオや教育テレビの中国語講座でも主題歌として使われていた曲です。もうどの様な曲かお判りになった方々がいらっしゃると思いますが・・・。
どうして当時、小学生や中学生の年代の私がこの様な曲を知って聴いていたかは、小学校一年の時に電気屋さんでゲルマニウムの原石を貰った事が始まりです。
この事を書き出すと延々と書き込みそうなので、この事については次回の記事で書き込む事にします。
さて、延々と書いてしまいました。これが「北風が吹いて」です。
URL の右横のテキストリンクをクリックして戴くと、新しいページが開き、youtubeの関連ページに入って曲を試聴する事が出来ます。お試し下さい。
埋め込みのオブジェクトの再生ボタンを押すと、このページで再生する事も出来ます。
芭蕾舞《白毛女》朱逢博唱茅惠芳 喜儿
URL 芭蕾舞《白毛女》朱逢博唱茅惠芳 喜儿
「北風吹」を皆様に聞いて戴きたくて探していましたら、この様な「北風吹」がありました。
中国も変わってしまったものだなと、しみじみ感じた次第です。人民服ばかりの時代から、チャイナドレスのスターが歌う・・・・・文化大革命当時なら、きっと彼女は公開処刑されるに違いありません。
ご覧下さい。
北風吹(bei feng chui)
URL 北風吹
如何でしたか?文化大革命当時の感じと、現代中国の感じの違いがよく判ると思います。客席の人達は懐かしそうに聞いていますが、革命当時なら修正主義者として断罪されていた事でしょう。
私は中学の頃まで、それまで北京放送から年に何度か中国菓子やカードなどを送って来て呉れて居たほどの、幼くて単に中国が好きな中国シンパでした。
文化大革命が起きるまでは、所謂中国風の曲が北京放送から聞こえてきたものです。しかし、革命が起きてからは、「只今の曲は○○○○省の民謡”我々の太陽 毛沢東が登る”」と放送内容が変わってしまいました。子供心におかしな事になってきたなと思ったのです。
その内に、クラシック音楽や京劇などの中国伝統の劇、工芸品、絵画等々が反革命的だと言う事で、廃止、破壊されていったのです。
これには中学生になった私でも、間違っていると思いました。それで、北京放送に抗議の手紙を送ったのです。結果・・・・お菓子もカードも来なくなりました・・・・・。
この様な事は世界中の共産主義国でも、程度の差はあっても行われていました。
私がここで皆様に申し上げたい事は、過去の芸術や音楽を破壊すると、二度と元に戻らない可能性が強いと言う事です。一時の思想だけで、それらを破壊する事に疑問を感じて戴きたいと願っています。
最近の事で云えば、イスラム原理主義者に依るアフガニスタンのバーミヤン大石仏を破壊した事が挙げられます。
紹介させて戴いた《白毛女》は、私が嫌う文化大革命を象徴する曲ですが、それでも先程述べた同じ理由で、この曲の美しさを残していければと思います。ただ、歌劇やバレエの内容には疑問を持っていますが・・・・。
お知らせ
ホームページ ブログ こんな事を書くと
私のホームページ21世紀の浦島太郎の旅行記で、「個人的懐かしのメロディー」を記載致しております。
基本的にはこのブログで記載している「こんな事を書くと・・・・」シリ−ズを纏めた物にしたいと思っています。
下記のリンクよりお越し下さい。
21世紀の浦島太郎の旅行記
個人的懐かしのメロディー
このブログでは下記のリンクに纏めています。是非、お越し下さい。
音楽研究について
これは本来の歌劇から映画化され、他には舞台バレエ化が行われています。
今回紹介させて戴こうと思って居る曲は、私が見て気に入っていた舞台バレエで使われていた曲になります。
この「白毛女」の主題歌が『北風吹』と云う歌で、子供の頃から綺麗な歌だと思い、良く歌っていました。たしか歌劇でも使われていたと思います。
この曲の原曲は、河北省の民謡「小白菜」から編曲されたと聞いています。
この曲を聴かれたら、きっと皆さんは一度か二度、いやそれ以上聞かれた事があると思います。
NHKラジオや教育テレビの中国語講座でも主題歌として使われていた曲です。もうどの様な曲かお判りになった方々がいらっしゃると思いますが・・・。
どうして当時、小学生や中学生の年代の私がこの様な曲を知って聴いていたかは、小学校一年の時に電気屋さんでゲルマニウムの原石を貰った事が始まりです。
この事を書き出すと延々と書き込みそうなので、この事については次回の記事で書き込む事にします。
さて、延々と書いてしまいました。これが「北風が吹いて」です。
URL の右横のテキストリンクをクリックして戴くと、新しいページが開き、youtubeの関連ページに入って曲を試聴する事が出来ます。お試し下さい。
埋め込みのオブジェクトの再生ボタンを押すと、このページで再生する事も出来ます。
芭蕾舞《白毛女》朱逢博唱茅惠芳 喜儿
URL 芭蕾舞《白毛女》朱逢博唱茅惠芳 喜儿
「北風吹」を皆様に聞いて戴きたくて探していましたら、この様な「北風吹」がありました。
中国も変わってしまったものだなと、しみじみ感じた次第です。人民服ばかりの時代から、チャイナドレスのスターが歌う・・・・・文化大革命当時なら、きっと彼女は公開処刑されるに違いありません。
ご覧下さい。
北風吹(bei feng chui)
URL 北風吹
如何でしたか?文化大革命当時の感じと、現代中国の感じの違いがよく判ると思います。客席の人達は懐かしそうに聞いていますが、革命当時なら修正主義者として断罪されていた事でしょう。
私は中学の頃まで、それまで北京放送から年に何度か中国菓子やカードなどを送って来て呉れて居たほどの、幼くて単に中国が好きな中国シンパでした。
文化大革命が起きるまでは、所謂中国風の曲が北京放送から聞こえてきたものです。しかし、革命が起きてからは、「只今の曲は○○○○省の民謡”我々の太陽 毛沢東が登る”」と放送内容が変わってしまいました。子供心におかしな事になってきたなと思ったのです。
その内に、クラシック音楽や京劇などの中国伝統の劇、工芸品、絵画等々が反革命的だと言う事で、廃止、破壊されていったのです。
これには中学生になった私でも、間違っていると思いました。それで、北京放送に抗議の手紙を送ったのです。結果・・・・お菓子もカードも来なくなりました・・・・・。
この様な事は世界中の共産主義国でも、程度の差はあっても行われていました。
私がここで皆様に申し上げたい事は、過去の芸術や音楽を破壊すると、二度と元に戻らない可能性が強いと言う事です。一時の思想だけで、それらを破壊する事に疑問を感じて戴きたいと願っています。
最近の事で云えば、イスラム原理主義者に依るアフガニスタンのバーミヤン大石仏を破壊した事が挙げられます。
紹介させて戴いた《白毛女》は、私が嫌う文化大革命を象徴する曲ですが、それでも先程述べた同じ理由で、この曲の美しさを残していければと思います。ただ、歌劇やバレエの内容には疑問を持っていますが・・・・。
お知らせ
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私のホームページ21世紀の浦島太郎の旅行記で、「個人的懐かしのメロディー」を記載致しております。
基本的にはこのブログで記載している「こんな事を書くと・・・・」シリ−ズを纏めた物にしたいと思っています。
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個人的懐かしのメロディー
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音楽研究について
【音楽研究についての最新記事】
投稿者:亀山 築城 (かめやま ちくせい)|17:11|音楽研究について
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