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2019年02月06日

球速の遅い投手、怪我で10割で投げることができなくなった投手が強打者を抑えるには

投手をやっている人は球速を上げるために
トレーニングをしている人が大半だと思います。
まず、「走れ!」と言われますよね。
下半身を強化すると体重が増え、球に力が乗って球速もあがりますよね。
でも筋肉が付きにくい体質の人もいます。
自分もそうでした。(それを言い訳にしていたのかもしれないですけど。笑)
自分は高校時代、球速は130kmを超えるか超えないかくらいでした。
なので変化球中心のピッチングをしていました。
けれど全て変化球という訳にはいかないし
変化球7 ストレート3 くらいの割合で投げていました。
でも狙い球を絞られたらスピードが無いので
簡単に合わせられて打たれました。
そこで監督と話し合い取り組んだのが
「小さな変化球を覚える」ということでした。
小さな変化球というのは、
・カットボール
・ツーシーム
を自分は覚えました。
いずれもストレートと球速がほぼ変わらないのでストレート、変化球で狙い球を絞られてもアジャストされることは少なくなりました。
たとえば、バッティング練習の時にバッティングマシーンの球を打つことがありますよね。
綺麗なストレートではなく手元で少し変化したりする時がありますよね。
その時に「打ちづらいクソマシーンだな」とか思いませんでした?笑
自分が打者で手元で変化されると攻略しにくいですよね。
その球を自分が投げればいいんです。
基本的にカットボールは右打者
ツーシームは左打者に投げます。
やはり内に入ってくる球より外に逃げる球のほうが抑えやすいですよね。
でも、右打者のインコースにツーシームを投げると差し込まれることもあるので
そこは上手く使いながらですね。
自分自身は元々スライダーを投げていて
マウンドにたった時に右打者は外に逃げる変化球で抑えるイメージができていたのですが
左打者はやはり内に入ってくる球しかなかったので投げにくかったです。
そこでツーシームを覚えたところ外に逃げる球ができたので上手く芯を外すことができ
抑えられました。
また、〇〇大付属〇〇高校など強豪校と試合し、好投した際に相手の監督から
「マシーンで速いストレートは対応しようと思えばいくらでも対応できるけど手元で曲がる球はなかなか練習できないのでそれは武器になる」と言われてさらにモチベーションが上がりました。
長くなってしまいましたが球速が遅いから、怪我をして速い球が投げられなくなったから良い投手になれない。ということなど無く、工夫次第で
速いストレートよりも武器になるものが沢山あるということを理解して頂けたら幸いだなと思いました。
ありがとうございました。
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