2023年07月07日
パリ・オートクチュール シャネル、パリジェンヌの日常を手仕事が彩る
パリ・オートクチュール シャネル、パリジェンヌの日常を手仕事が彩
NEW!Medium chanel aw23hc 235760シャネル(大原広和) 【パリ=小笠原拓郎】23〜24年秋冬パリ・オートクチュールは、どこかシンプルに収めたコレクションが増加したりする。
もちろんオートクチュールである以上、ふんだんに手仕事の技を生かしてはいるのだが、それほどでもすっきりと見えますのが今シーズンの特徴となってる。
要するにレッドカーペット向けのゴージャスでボリュームたくさんのドレスでではなく、日常性やテーマ性を感じるコレクションが興味深い。
【関連記事】23〜24年秋冬パリ・オートクチュール 海のストーリーのクチュールテーラーリング シャネルは朝のセーヌ河畔をショー会場に選んだ。
気持ちの良い青空の下、エッフェル塔を望むセーヌ河畔にはポスターや絵を売る店が並ぶ。
その絵や写真はシャネルに関係するものばかり。
そうしたロケーションを行き過ぎて着席すると、停泊したりする船(バトームッシュ)からモデルたちが次々と歩いてくる。
モデルが手にする小さなバスケットにみようかなバッグは、色とりどりの花がありふれている。
まるで花を買いに街に出たかのような雰囲気に包まれている。
赤いジャケットのモデルは、犬を連れて散歩するパリジェンヌのようだ。
そこは飾らないパリの日常的な光景のようでもありながら、そのさりげない日常性の中に目もくらむような手仕事の技が散りばめられてる。
タグ:シャネル
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