2023年08月27日
“神やせダイエット”の石本哲郎が解説する太らない「ワッパー」の食べ方
バーガーキングで痩せられる? “神やせダイエット”の石本哲郎が解説する太らない「ワッパー」の食べ方とは?ハンバーグ
外食しながらダイエットもアンチエイジングも叶えたい! そんな我儘な願いを叶えるべく、ボディメイクのプロ・石本哲郎さんが「若返りやせ飯」の選び方を伝授。今回のテーマは、本場アメリカサイズのバーガーで人気の「バーガーキング」です
“神やせダイエット”の石本哲郎が解説する太らない「ワッパー」の食べ方とは?
「ワッパーは単品で食べる」が鉄則
食楽web
バーガーキングの看板商品といえば「ワッパー」ですよね。「ワッパー」とは「どでかいもの」という意味のスラングで、その名の通り、脂質もカロリーもどでかくなっています。正直、ダイエットやボディメイクとは相容れないメニューなんですが、バーガーキングに来たからにはやっぱりワッパーを食べたいもの。
そんな時、選択肢は2つです。ひとつは「ワッパーを単品にして、サイドはつけないという方法」。
「ワッパー」(左)、「ワッパーJr.」(右)。一般的なバーガーより約1.5倍もビッグなワッパーなら単品でも満足度大
ワッパーシリーズはビッグサイズなだけあって、ノーマルなワッパーでもたんぱく質が27.3gとしっかり摂れます。ただ脂質も39.4g、カロリーも653kcalと可愛くない数値なので、セットにしてこれ以上何かを足すのはやめましょう。
ハンバーグ
ドリンクもノンカロリーのものが鉄則。コーヒー、紅茶、烏龍茶などの他に、「ハンバーガーにはやっぱコーラでしょ!」という人にうれしい「コカ・コーラゼロ」もあります。
基本的には好きなワッパーを食べてもらっていいのですが、おすすめできないのは「アボカドワッパー」。アボカド自体は良質な脂質やビタミンEなどが摂れる優秀な食材なのですが、これを入れることでカロリーが713kcalにまで跳ね上がります。ただでさえ脂質の高いハンバーガーにアボカドの脂質を上乗せしてしまうと、メリットよりデメリットのほうが遥かに上回ってしまうのです。
肉が2枚入ったダブル系もNG。例えば「ダブルワッパーチーズ」だと986kcalと、とんでもないカロリーに……。ワッパー自体が既にどでかいのだから、それをダブルにするのはさすがにやりすぎと心得ましょう。
Jr.サイズのワッパーにはサイドでたんぱく質をプラス
Jr.サイズならアボカドのメリットも享受できる
もうひとつの選択肢は「Jr.サイズにしてサイドも楽しむという方法」。Jr.サイズであれば、通常サイズのワッパーでNGだったアボカドもOK。脂質が24.9g、447kcalと許容範囲に収まるので、「どうしてもアボカドワッパーが食べたい!」という人はJr.サイズにしましょう。
サイドメニュー選びで重視したいのは、たんぱく質量。たんぱく質は筋肉、肌、髪などの原料となる重要な栄養素。ボディメイクや若返りのためにも欠かせません。一食あたりの理想のたんぱく質量は女性で20〜30g、男性で30〜40gですが、ワッパーJr.はたんぱく質が17.0gと少なめ。他のJr.サイズのワッパーも、たんぱく質が不足気味なものが多いので、その分を補うメニューを選びましょう。
ハンバーグ
主なサイドメニューの栄養成分を比較してみたので、メニュー選びの参考にしてください。
フレンチフライVSハッシュブラウン、上手な食べ分け法とは?
フレンチフライMとハッシュブラウン
サイドメニューの王道といえばポテトですが、ダイエットやボディメイク的には正直、あまりおすすめはできません。ただ、バーガーキングのポテトはそこまで量が多くないため、食べてもギリOK。たんぱく質も少しは入っているので、バーガーの足りない分を補いながらポテトを楽しむのもありかと思います。
女性に必要なたんぱく質量を確保できるポテトセット
「ハッシュブラウン」を食べたい場合は、「ワッパーチーズJr.」などたんぱく質量が多めなバーガーを選ぶと、総カロリーも抑えられるのでおすすめです。
ボディメイクにはポテトよりチキン
しかし、どちらのポテトを選んでも、残念ながら男性にはたんぱく質が足りません。男性の場合は、サイドメニューに「チキンナゲット」などたんぱく質の多いものを選びましょう。ナゲットのソースは「ハニーマスタードソース」が33kcal、「バーベキューソース」が29kcalと誤差のような数値なので、好きな方を選んでOK!
ハンバーグ
辛いものを食べたら痩せる説は本当?
男性には高たんぱくなチキンナゲットがおすすめ
ちなみに、ナゲットには「極辛Z」なる辛いバージョンもあります。「辛い物を食べると汗をかくし痩せそう!」というイメージを持ってる方がいるかもしれませんが、そんなことはあり得ません。そうだとしたら、それこそ「サウナ最強説」になっちゃいます。
ただ、辛い物を食べると、交感神経が優位になり、アドレナリンが分泌されるのは事実。そのため、食後に体を動かす場合は、通常のタイミングより若干カロリーを消費しやすいかもしれません。とはいえ、有意な差が生じる程ではないので、好きなほうを美味しく食べたほうがいいです。
ハンバーグ
たんぱく質が摂れるサイドメニューとして、もうひとつおすすめなのが「スナックチキン」。
手軽にたんぱく質が補えるスナックチキンも優秀
135kcalでたんぱく質が7.9gも摂れます。サイドメニューの中ではダントツでPFCバランス(三大栄養素であるたんぱく質、脂質、糖質のバランス)に優れています。「ワッパーJr.」と合わせても544kcalでたんぱく質が24.9g。ハンバーガーにポテトをつけたくなる気持ちもわかりますが、ダイエットやボディメイク的にはやはり、ポテトよりチキンが正解です。
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タグ:ダイエット
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