健康けっこうコケコッコ

健康って大切！

健康にまつわる小さなことを書いて行きますので、

宜しくお願いしますね〜☆

前回は、「慢性腎臓病とは？」についてでしたが、

今回は「慢性腎臓病の早期発見のための検査」をご紹介しますね。

【たんぱくの量を調べる尿検査】

慢性腎臓病はできるだけ早いうちに発見して治療を行うと、進行が抑えられて腎不全や心血管疾患の発症率が低下します。
検査は「尿検査」と「血液検査」が行われます。
尿検査では主に、尿中に現れるたんぱくの量を調べます。腎臓の「糸球体」では、毛細血管が血液をろ過する「膜」の働きをしています。「たんぱく質」は体にとって重要な栄養素のため、本来はろ過されません。
しかし、何らかの原因によって「膜」の目が緩んだり壊れかかったりすると、糸球体からたんぱくが漏れ出て尿中に現れます。ただし、健康な人でも、発熱時や激しい運動後などは尿中にたんぱくが現れることがあります。

【クレアチニンの値を調べる血液検査】

血液検査では血中の「クレアチニン」という老廃物の値を調べます。クレアチニンは主に筋肉の中でつくられ、不要になると糸球体でろ過されて尿として排出されます。
腎機能が低下すると、クレアチニンがろ過されず、血液中に残ります。血液検査でのクレアチニンの値を基に「糸球体ろ過量」を推定することができます。
糸球体ろ過量とは糸球体が１分間にろ過できる血液の量のことで、腎機能の程度を示す指標になります。

ということで、「慢性腎臓病の早期発見のための検査」についてでした。

ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。

次回は「慢性腎臓病の薬物療法」についてご紹介します。

ではまた、次回まで〜☆