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2015年12月16日

DELL中小企業に力を入れる理由!

PC Watchに「デルの20周年キャンペーンで見え隠れする、20年前への「原点回帰」」という記事が掲載されていました。






これによると

「米Dellが発表した2013年度第3四半期(8〜10月)の業績は大幅な前年割れとなったが、大企業向け、公共分野向け、コンシューマ分野向けビジネスがいずれも大幅な落ち込みを見せる中、中小企業向けビジネスは前年同期比1%減と、最も落ち込みが少ない。

また、IDCジャパンによると、2012年1〜6月には、国内の従業員99人以下の中小・中堅企業向けデスクトップPCの出荷台数で、デルが首位になっているという。 」

とのこと。

なるほど。。。



中小企業向けビジネスが堅調な理由はなんだろうか、ちょっと推論してみました。

●コスト削減を図るため、ITへの投資が活発になった
これまで大企業に比べて出遅れていたITへの投資ですが、さらなる効率の向上を計る必要に迫られたため、サーバなどに投資を行う企業が増えた

●PCの価格が大幅に下落し、導入の敷居が低くなった
PCの価格が大幅に下落し、以前に比べて購入しやすくなっている

クラウドサービスなどを利用すれば、これまでよりも大幅に安いコストでビジネスを運営してくことができるようになったため、これまでPCを導入してこなかった企業も積極的に導入するようになっているのかもしれません。

コンシューマ向けでは、今、タブレットが市場を席巻しており、PCは肩身の狭い思いをしていますが、ビジネスの分野ではまだまだPCが主体であり、これがすぐに置き換えられるとは思えません。

ということは、今後の鍵は中堅・中小企業向けビジネスかもしれませんね。
だから、最近のDELLのキャンペーンはどちらかというと中堅・中小企業を対象としたものが多い気がします。

中堅・中小企業では、大企業と違い、PCの浸透度もまだまだ低いでしょうから、この分野はまだ伸びる可能性があると思います。

しかし、今年はPCメーカーにいろいろな動きが出てきそうだな。コンシューマ向けに特化しているところは結構厳しいだろうなあ。Windows 8商戦が期待はずれだったのが痛いかも・・・



posted by bbr at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン
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