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やる気

学習の成否のカギは「やる気」。
机に向かっても集中できない…そんなときは「やる気」に必要な何かが足りないのかも。


心理学的な知見によると、やる気を出すことは、実はさして難しいことではないんです! アトキンソンという心理学者は、やる気は下記の「公式」によって、出たり出なくなったりするとシンプルに解説しています。

やる気=〈期待〉×〈価値〉

 これは「期待価値モデル」とよばれる、人間の意欲をもっとも端的に表した公式です。
 さて、まず〈期待〉とはなんでしょうか。それは、「自分にはこれができそうだ!」という自信のことです。そして、〈価値〉とは、「これをやることには意味がある!」と思えることです。
 たとえば、簡単な計算問題がズラッと並んでいたら、「これなら自分にできそう」という〈期待〉がグッと上がりますよね。しかし、その計算ばかりが延々と続くだけだったら「これやって、何か意味があるの?」というように〈価値〉のほうがグッと下がってきます。つまり、期待は100でも、価値が0になっている状況です。
 その場合、「100 × 0 = 0」ということで、やる気は「0」になってしまいます。トライし続けようというテンションは高まりません。

わかりやすくするために、恋愛にたとえてみましょう。相手のほうから積極的にアプローチしてくれる異性〈期待100〉がいたとしても、その人がまったくあなたの好みでなかったら〈価値0〉、やはり付き合ってみようとか、友だちになってみようという「やる気」はわきませんよね。100 × 0 で、やはり解が0になってしまうからです。
 では次に、価値のほうに目を向けてみましょう。先生があなたに、「キミは1日20時間勉強したら、ハーバード大学に合格するぞ!」とゲキを飛ばしたとしましょう。さあ、これでやる気はわくでしょうか。
 アトキンソンの公式にあてはめると、ハーバード大に合格というのはすごいことなので、たしかに〈価値100〉ですよね。でも……、一日20時間勉強したら、というコストの高さがひっかかります。
 とてもじゃないけど、自分にはムリ! ということで〈期待0〉になってしまうんです。すると、どんな魅力的な大学であっても、そこを目指そうというやる気はわかないでしょう。
 これも恋愛に当てはめて考えてみると、たとえば、すごい美男美女が目の前にいたとしても〈価値100〉、その人たちがあなたに目もくれず、自分の恋話ばかり相談し始めたら〈期待0〉、ああこれは脈なしだな、と思ってアプローチする気もおきなくなりますよね。これも片方が0であるがゆえに、やる気という解が0になってしまうからなんです。

アトキンソンの公式のすぐれた点は、人間のやる気を「期待」と「価値」の足し算ではなく、乗算にしたところだと思います。どちらかがいくら高くても、どちらかがなければ、結果としてやる気はわかない。その心理をうまく突いています。やる気を維持するためには、〈期待〉と〈価値〉の両方が必ずそろっている必要があるのです。

http://passnavi.evidus.com/ueki06/html/1





と、いうことでやる気は大事です。
上の記事は「蛍雪時代」っていう受験雑誌からの抜粋。
毎月役立つ情報満載なんで、立ち読みでもしてみるといいですよ!

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